被曝花
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被曝花(ひばくばな)は東日本大震災とその影響により発生した福島第一原子力発電所事故により放射線被曝した植物などを含む様々な被曝物を、現代美術家でフラワーアーティストである柿崎順一と、アーティスト集団Chim↑Pomとのコラボレーションにより、2011年に制作された彫刻作品群(いけばな)[1]。
- ^ 福島第一原発30キロ周辺地域の植物などを除染して制作した。フラワーアーティスト・柿崎順一氏とのコラボレーション。 『週刊朝日』 2011年6月10日増大号 グラビア 「ポスト3.11を生きる アートの叫び」朝日新聞出版 編集: 週刊朝日 編集部 (2011/05/31)
- ^ しかし、それでも花の美しさが減ずるだろうか? - ここでは特に興味を持った2点に絞って評しておきたい。ひとつめは《被曝花ハーモニー》(フラワーアーティスト柿崎順一との共同制作)。福島第一原発から30キロ地域周辺の植物を摘み、除染のうえ「生け花」に仕上げた作品だ。Text:椹木野衣 Publisher:美術出版社「美術手帳・九五五号」2011年8月1日発刊 2011年8月号 (2011年 7月16日)
- ^ シリアスな状況にこそ『美しさ』が必要だと思いました。特に生命の美しさにこだわったので、美の象徴である花を選びました。植物は逃げることができません。環境がどうなろうと運命を全うするしかないものです。でも花の美しさは変わらない。自ら撒いた種に右往左往する人間との対照的な生き方を、生で感じるための作品です。 SHIFT 日本語版 Text: Yuko Miyakoshi「チン↑ポム 現代アート界の革命児?」
- ^ 福島原発? 岡本太郎の「核恐怖」描いた壁画に別の絵 写真2枚 国際ニュース AFPBB News 2011年5月2日
- ^ 岡本太郎壁画に原発の絵 渋谷駅、美術家集団が掲示 共同通信 2011年5月18日
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