村上春樹が翻訳した歌詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/14 05:08 UTC 版)
「村上ソングズ」の記事における「村上春樹が翻訳した歌詞」の解説
タイトル作者歌手・演奏者備考God Only Knows(神のみぞ知る) ブライアン・ウィルソン、トニー・アッシャー ザ・ビーチ・ボーイズ 村上は、ウィルソンとアッシャーが書いてビーチ・ボーイズが歌った曲をほかにも訳している。「キャロライン・ノー」を写真集『波の絵、波の話』(文藝春秋、1984年3月)の中で訳した。 Happiness Is a Thing Called Joe ハロルド・アーレン、エドガー・イップ・ハーバーグ ナンシー・ウィルソン Imitation of Live マイケル・スタイプ、マイク・ミルズ、ピーター・バック R.E.M. Autumn in New York(ニューヨークの秋) ヴァーノン・デューク テッド・ストレーター 村上は、エッセイ集『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋、2007年10月)の中でもこの曲の一部を訳している。 Moonlight Drive ジョン・デンスモア、ロビー・クリーガー、レイ・マンザレク、ジム・モリソン ザ・ドアーズ 村上は、上記の『波の絵、波の話』の中でこの曲を一度訳している。 Born to Be Blue ロバート・ウェルズ、メル・トーメ ヘレン・メリル Jean ロッド・マッケン ロッド・マッケン 1969年公開の映画『ミス・ブロディの青春』の挿入歌。 On a Slow Boat to China(中国行きのスロウ・ボート) フランク・レッサー ビング・クロスビー & ローズマリー・クルーニー Ingrid Bergman ウディ・ガスリー(詞)、ビリー・ブラッグ(曲) ビリー・ブラッグ & ウィルコ ウディ・ガスリーの未録音の詩にビリー・ブラッグが曲をつけた。 Blue Monk (Monkery's the Blues) セロニアス・モンク(曲)、アビー・リンカーン(詞) アビー・リンカーン This House Is Empty Now バート・バカラック、エルヴィス・コステロ アンネ・ソフィ・フォン・オッター Patches(パッチズ) ロナルド・ダンバー、ジェネラル・ジョンソン クラレンス・カーター 柴田元幸のエッセイ集『愛の見切り発車』(1997年7月、新潮社)に収められた「特別付録 私のロックンロール・オールタイム・トップテン」において、村上はクラレンス・カーターの「パッチズ」を10曲のうちの1曲に選んでいる。 A Sleepin' Bee ハロルド・アーレン、トルーマン・カポーティ トニー・ベネット Going Back to Okinawa ライ・クーダー ライ・クーダー God Bless the Child ビリー・ホリデイ、アーサー・ハーツォグ・ジュニア ビリー・ホリデイ Ev'rytime We Say Goodbye コール・ポーター ジューン・クリスティ(歌) & スタン・ケントン(ピアノ) Galveston(ガルヴェストン) ジム・ウェッブ グレン・キャンベル 村上は、ジム・ウェッブが書いてグレン・キャンベルが歌った曲をほかにも訳している。「恋はフェニックス(By the Time I Get to Phoenix)」を上記の『波の絵、波の話』の中で訳した。 Suicide Is Painless(もしも、あの世にゆけたら) ジョニー・マンデル、マイク・アルトマン ザ・マッシュ 1970年公開の映画『M★A★S★H マッシュ』の主題歌。 Loneliness Is a Well アイリーン・オーバニー、ジョー・オーバニー アニタ・オデイ 村上は『ポートレイト・イン・ジャズ2』(新潮社、2001年4月)でもアニタ・オデイが歌ったこの曲に触れている。 All I Wanna Do(オール・アイ・ワナ・ドゥ) デヴィッド・ベアウォルド、ビル・ボットレル、ウィン・クーパー、シェリル・クロウ、ケヴィン・ギルバート シェリル・クロウ 村上はエッセイ集『うずまき猫のみつけかた』の中でも、「オール・アイ・ワナ・ドゥ」の歌詞が生まれたいきさつを紹介している。この曲を収録したアルバム『チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ』が長編『騎士団長殺し』に登場する。 Miss Otis Regrets コール・ポーター エラ・フィッツジェラルド Days of Wine and Roses(酒とバラの日々) ジョニー・マーサー、ヘンリー・マンシーニ アニタ・カー・カルテット Mr. Sheep ランディ・ニューマン ランディ・ニューマン 村上はこの作品以外にもランディ・ニューマンの歌を訳したことがある。"Better Off Dead" を「村上朝日堂」ホームページの中で訳した。 Disney Girls(ディズニー・ガールズ (1957)) ブルース・ジョンストン ブルース・ジョンストン この曲が最初に収録されたのはビーチ・ボーイズのアルバム『サーフズ・アップ』(1971年)。 Five O'clock Whistle キム・ギャノン、ジョゼフ・ジョー・マイロウ アイヴィ・アンダーソン Don't Go to Strangers レッド・エヴァンズ、アーサー・ケント、デイヴ・マン ジョニ・ミッチェル State Trooper ブルース・スプリングスティーン ブルース・スプリングスティーン 中央公論新社の担当編集者から「何かブルース・スプリングスティーンのものを」というリクエストがあり、訳したという。
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