村上春樹『風の歌を聴け』群像新人賞贈呈式での祝辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/22 13:59 UTC 版)
「挨拶はむづかしい」の記事における「村上春樹『風の歌を聴け』群像新人賞贈呈式での祝辞」の解説
1979年5月8日、新橋第一ホテルにて。贈呈式の村上春樹の受賞挨拶を、丸谷は解説文で紹介している。「彼はロス・マクドナルドの探偵小説が大好きで、その名探偵リュウ・アーチャーのファンなので、将来小説家になつたら、ぜひ村上龍といふ筆名で書かうと思つてゐた。ところが先に村上龍氏が小説家として登場してしまつたので、村上春樹でゆくしかなくなつて非常に残念だ、といふ話だった。受賞の挨拶でこのくらゐ人を喰つた話ができる新人は、警戒すべきである」
※この「村上春樹『風の歌を聴け』群像新人賞贈呈式での祝辞」の解説は、「挨拶はむづかしい」の解説の一部です。
「村上春樹『風の歌を聴け』群像新人賞贈呈式での祝辞」を含む「挨拶はむづかしい」の記事については、「挨拶はむづかしい」の概要を参照ください。
- 村上春樹『風の歌を聴け』群像新人賞贈呈式での祝辞のページへのリンク