本作の追加設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 00:11 UTC 版)
「聖闘士星矢#作中用語」も参照 新設定として小宇宙(コスモ)に属性の概念が追加されたことと、聖衣(クロス)の作りが変更されたことが挙げられる。 属性 火・風・雷・土・水の自然属性と、光と闇の二極属性、合計7つの要素で構成される。自然属性の属性は、風>雷>土>水>火>風の順に相性による有利不利が存在するが、小宇宙の大きさが相手を大きく上回っていれば不利を覆すことも可能。ただし新生聖衣編以降は言及されなくなった。 聖衣石(クロストーン) 原作では聖衣は星座のオブジェ型で、大型の箱・聖衣箱(クロスボックス)に入って持ち運びされていたが、本作では宇宙からの力と融合して聖衣石と呼ばれるアクセサリー状になり、ここから小宇宙に反応して守護星座の力を受け取り具現化された聖衣を装着する。この変化により、聖闘士は小宇宙の属性を持ち、その力を行使する能力を新たに得た。本作の聖衣は金属的であった原作に比べ、関節部も1枚の聖衣で覆っているなどボディスーツ状のデザインとなっている。これについてキャラクターデザインの馬越は、プロデューサーの若林から「未知の素材で作られたしなやかな金属」との指定を受けたと語っている。聖衣石の状態では普段はオブジェは映らないが天秤座、水瓶座、蠍座はオブジェ姿が披露されている。 「新生聖衣編」以降、光牙達や瞬や氷河の青銅聖衣は新たな力に目覚めた新生青銅聖衣となり、各星座をモチーフとしたオブジェ形態と聖衣箱に回帰した(他の聖衣の中には引き続き聖衣石の物もある)。通常セブンセンシズ覚醒にしている聖闘士でないと進化がないようだが、小馬座のクロストーンは装着者の昴がセブンセンシズに覚醒していないのに自らの血で新生化させた事で貴鬼やエデンは昴の正体を不審に思う一因になった。黄金聖衣だと天秤座は玄武の死後に紫龍に装着者が戻った際に形状や色合いが変化しており、星矢はタイタンとの戦いを前に小宇宙を燃やし黄金聖衣を新生化させている。 Ω(オメガ) 「新生聖衣編」から登場した設定。究極の小宇宙であるセブンセンシズを超えた境地。Ωは人間なら誰でもほんの少し持っている力で、互いを思いやる心が生み出す奇跡とされ、宇宙を創りだす力・大宇宙(マクロコスモ)を作りだし片鱗に到達するだけで聖衣に新たな力を与え、完全に覚醒すると「Ω聖衣」に進化する。なお、原作ではセブンセンシズを超える小宇宙はエイトセンシズであるがΩは別軸に存在する力と考えられている。
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