本作の吸血鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/26 09:39 UTC 版)
本作の吸血鬼には、ステレオタイプな吸血鬼のイメージをベースとして、作者独自の設定が盛り込まれている。 唾液に人間を吸血鬼にする成分が含まれており、直接牙を立てて血を吸うことで、相手を吸血鬼にする。ただし、「感染」させるには少なくとも十分間は牙を食い込ませなければならない。また、ねずみ算式に吸血鬼が増えないよう、たいていの吸血鬼は鉄のストローを使ったり、輸血パックを盗むことで、直接他人に触れないようにして血を吸っている。 吸血鬼は、血を吸った側が親になり、吸われた側が子になる。 日光に弱いが、灰になるような事はなく、簡単に日射病になる程度のものである。日光のみならず、蛍光灯など強い光全般を苦手とするが、サングラスや帽子などで防護することで、ある程度軽減できる。 非常に高い治癒能力を持つが、聖水(ただし、この作品に置ける「聖水」とは吸血鬼の再生能力を抑えるために開発されたダビンチチロキシンという薬品である)や日光を浴びていると治癒力が低下する。心臓を破壊されると死んでしまう。 ニンニクは特に苦手ではない。しかし、なまじ嗅覚がすぐれているために、嫌いな匂いには敏感であり、見ただけでアレルギーを起こす。ヒロインのジルの場合は、ピーマンを苦手とする。 吸血鬼になった時点で成長も老化も止まる。長く生きるほど力も強くなり、見た目は小さな子供でも、大人の吸血鬼を上回る力を持つことがままある。 空を飛べる。 念動力を持つ。 コウモリや霧への変身能力はない。 十字架に弱いというのは嘘で、クリスチャンの吸血鬼も存在する。 海や川を越えられないというのも嘘。 鏡にはちゃんと映る。 普通の食事ができないため、料理を作ることはできても味見はできない。
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