映画会社を転々ととは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 映画会社を転々との意味・解説 

映画会社を転々と

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:08 UTC 版)

月形龍之介」の記事における「映画会社を転々と」の解説

同年5月東活映画社入社し、5本の作品出演するが、10月同社解散その後日本における映画俳優フリー契約者第1号として、1933年昭和8年)に片岡千恵蔵プロダクション招かれ伊藤監督堀田隼人』の家老千坂兵部役で助演同年南光明浅香新八郎らと日本フリーランサー協会結成志波青果興した朝日映画連盟で2作に出演後、12月新興キネマ入り入江ぷろだくしょん提携作『神風連』で入江たか子相手役主演1935年昭和10年)、再びフリーとなり、同年10月マキノトーキー製作所参加同社第1回作品の『江戸噺鼠小僧』は月形原作書いた作品である。1936年昭和11年)、P.C.L映画製作所の『桃中軒雲右衛門』に主演同年6月マキノトーキー退社し1937年昭和12年5月日活京都撮影所入社主演作も多いが、片岡千恵蔵嵐寛寿郎との共演作も多い。1940年昭和15年公開『宮本武蔵』では、佐々木小次郎演じた武蔵片岡千恵蔵)。同年12月日活退社し、またフリーとなった1942年昭和17年4月大映入社この頃から脇役演じることが多くなるが、黒澤明監督の『姿三四郎』で檜垣源之助、稲垣浩監督の『無法松の一生』で結城重蔵演じ重厚な演技場面引き締めることに貢献している。 戦後GHQによって剣戟映画禁止され現代劇出演するようになり、1949年昭和24年公開の『透明人間現わる』では、あらゆる物質透明にしてしまう薬品開発した科学者という、それまで経験したとがない役どころ演じており、実年齢より大幅に上まわるこの老け役に、抑えた重みのある演技謎めいた雰囲気付加することに成功している。

※この「映画会社を転々と」の解説は、「月形龍之介」の解説の一部です。
「映画会社を転々と」を含む「月形龍之介」の記事については、「月形龍之介」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「映画会社を転々と」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「映画会社を転々と」の関連用語

映画会社を転々とのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



映画会社を転々とのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの月形龍之介 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS