江戸噺鼠小僧とは? わかりやすく解説

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江戸噺鼠小僧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 05:23 UTC 版)

江戸噺鼠小僧
えどばなしねずみこぞう
監督 マキノ正博
久保為義
脚本 山本正夫
原作 月形龍之介
製作 マキノ正博
出演者 澤村國太郎
原駒子
撮影 大森伊八
編集 宮本信夫
製作会社 マキノトーキー製作所
配給 千鳥興業
公開 1935年12月18日
上映時間 79分
製作国 日本
言語 日本語
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江戸噺鼠小僧』(えどばなしねずみこぞう)は、1935年昭和10年)製作・公開、マキノ正博久保為義監督による日本の長篇劇映画である[1][2]マキノトーキー製作所第1回作品として製作、公開された[1][3]

略歴・概要

同年12月末、牧野省三の長男であるマキノ正博が、トーキー(映音式)のための新会社「マキノトーキー製作所」を設立、その第1回作品である[1][3]。同社は、本作の製作当時、京都太秦帷子ヶ辻中開町(現在の右京区太秦堀ヶ内町)に新しい撮影所(現在の松竹京都撮影所)を建設中であり、本作の撮影にあたっては、新興キネマ京都撮影所(現在の東映京都撮影所)をレンタルして使用した[3]。本作は神戸の洋画配給会社、千鳥興業の配給によって、同年12月18日大阪の映画館「敷島倶楽部」を中心に公開された[1]

2012年(平成24年)12月現在、本作の上映用プリント、およびネガ原版等は散逸しており、現存していない。東京国立近代美術館フィルムセンターは、本作のプリント等を所蔵しておらず、現在、観ることの不可能な作品である[4]

スタッフ・作品データ

キャスト

脚注

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  1. ^ a b c d e 江戸噺鼠小僧日本映画データベース、2012年12月18日閲覧。
  2. ^ 江戸噺鼠小僧、 日本映画情報システム、文化庁、2012年12月18日閲覧。
  3. ^ a b c マキノ[1977]、p.338-374.
  4. ^ 所蔵映画フィルム検索システム東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年12月18日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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