映画「かぞくいろ」関係者
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「テツぼん」の記事における「映画「かぞくいろ」関係者」の解説
仙露が視察した鹿児島、肥薩おれんじ鉄道で知り合った奥薗家の家族と、そこをロケ地とした映画の関係者。 奥薗晶 「鹿児島編」に登場。映画や原作本編と同じく肥薩おれんじ鉄道の新米運転士。 鹿児島出身の亡夫・修平の連れ子(義息)・駿太を伴い、修平の父(義父)・節夫のもとへ身を寄せ、修平と同じく鉄道好きな駿太のために鉄道運転士を目指し、節夫もそんな晶と駿太を温かく見守る。 息子・駿太の大好物「薩摩芋カレー」は、修平から伝授されたレパートリーである。 駿太と節夫がきっかけで、鉄男やノゾミと親しくなった。 奥薗節夫 晶の義父(修平の父)で、同じ鉄道会社で働く先輩運転士。 直治の国鉄時代での後輩で、直治が鹿児島出身であることから鉄男は直治を鹿児島視察の折に(頴娃弁話者の)助っ人として同伴させ、そこで節夫と出会い、駿太・晶とも知り合うきっかけとなった。 直治とともに往年の寝台特急「はやぶさ」の運転士であった。鉄男はそれを聞いて、彼に対する興味を高めた。 奥薗駿太 晶の義息(修平の連れ子)で、晶は彼がきっかけで肥薩おれんじ鉄道に就職した。 人見知りをするところがあり、転校先の小学校でも同級生の男子とはなかなか距離が縮まらなかった(女子は好意的に近づいたので、最初から親しくなったらしい)。 出会ったばかりの(不特定多数の)大人たちと触れ合うのも苦手であったが、ノゾミと鹿児島視察中の鉄男が同じく鉄道好きであることから仲良くなった。二度目の視察で同行した内山とは気が合わないようで、「(彼の母・晶は)ボン(鉄男)の(花嫁)候補にならん」と否定的な意見をされている。 鉄男が幸介の時と同じように鉄道コース旅行で、(母親協力のもとで)駿太に一人旅を勧めてポイント指南したことがあった。 奥薗修平 晶の亡夫で駿太の父。生前は東京でイラストレーターをしていて、彼の作品は晶やノゾミが美容室の雑誌で見かけたことがある。 父・節夫とは駿太の実母の葬儀以降、死ぬまで疎遠であったが、彼と駿太の鉄道好きは節夫が鉄道運転士をしていた影響が大きい。 忘れ形見の駿太は彼の影響を大きく受けていて、よく列車の絵を描くこともあった。また、生前に列車を見物した池袋大橋が二人にとって思い出の土地であり、駿太が指宿枕崎線を使った鉄道コース旅行をするきっかけともなった。 ノゾミ曰く、「お兄ちゃん(鉄男)とほぼ同い年」だという。 阿部秀司 鉄男、ノゾミが修平お気に入りの場所・池袋大橋(映画『かぞくいろ』ロケ地でもある)を訪問したところ、声をかけてきた映画プロデューサー。ノゾミを次回作出演者にとスカウトするが、断られている。 鉄男が久々に再会した文男の仲介で再び出会い、鉄男が国会議員であることを知る。彼自身は(晶たちもかかわっている「かぞくいろ」を含めた)映画「レールウェイズ」シリーズだけでなく文男が運営しているテーマパークをロケ地とした映画「一丁目の朝焼け」シリーズをもプロデュースしたことから、鉄道に大きくかかわっている政治家として鉄男を推輓したことから、興味を持っていて文男に引き合わせをお願いした。 彼もまた鉄道好きであるため、鉄男とは「鉄道話」で気が合う。鉄男に次回作ロケ地のことを発表前に内緒で明かした。
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