映画「ぼのぼの クモモの木のこと」
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「ぼのぼの」の記事における「映画「ぼのぼの クモモの木のこと」」の解説
2002年8月10日公開。フルCG使用かつ、「ぼのぼので感動してもらう」というコンセプトで話題を集めた。CG技術により、キャラクターの毛の1本1本まで再現されている。音楽は前作の縁故でゴンチチが担当している。内容としては、脚本や監修を務めた作者の作風が色濃く出た作品であり、原作の理不尽なギャグは削られている一方、哲学面が大きく前面に押し出されている。主人公ぼのぼのの独り語りと、ゴンチチのBGMによるストーリー進行が、ぼのぼのとしては不思議な雰囲気を醸し出しているのが特徴。本来メインキャラクターであるシマリスくんとアライグマくんは、どちらかというとサブキャラクターの位置に収まっている。 登場人物の死など、シビアな展開も盛り込まれた。キャストは映画版1作目からもテレビアニメ版からも大幅に変更されており、唯一シマリスくん役の吉田古奈美だけがテレビアニメ版から続投となった。また、唯一ぼのぼののお父さんに台詞のない作品でもある。 なお公式サイト『ぼのねっと』は、もともとは本作の公式サイトであった。上映終了後に『ぼのぼのオフィシャルサイト』となったが、いがらしが手掛ける他の作品の情報も掲載するようになってきたことから、2005年7月7日から「ぼのぼのといがらしみきおの総合情報サイト」と銘打ち『ぼのねっと』としてリニューアルされた。
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