旭日小綬章
英語:The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette
日本の栄典「旭日章」のうち、勲四等に位置づけられる勲章。国や公共に対して功労のある者、とりわけ顕著な功績のある者に贈られる。春秋の年2回、おおよそ数十名程度に授与されている。
旭日章には、勲等の高い順に、旭日大綬章、旭日重光章、旭日中綬章、旭日小綬章、旭日双光章、旭日単光章、の計6種類がある。勲等は功績内容の重要性、影響の大きさ、果たした責任の大きさなどが評価される。2003年に閣議決定した「勲章の授与基準」では、旭日章の授与基準が次のように規定されている。
受賞対象となる分野は特に限定されてはいない。実業家や教育者をはじめ、科学、文化、スポーツなど各分野で活躍した者が旭日章、旭日小綬章の受賞対象となる可能性がある。2014年の春の叙勲では、俳優の津川雅彦、落語家・柳家小三治、児童文学作品「魔女の宅急便」の原作者として知られる作家・角野栄子なども旭日小綬章を受けている。
旭日章は功績の内容を称える勲章であるが、同じく国や公共に対する功労を称える勲章で、長年にわたる公務従事とその成績を称えるものに瑞宝章がある。
関連サイト:
勲章の授与基準(平成15年5月20日閣議決定) - 内閣府
旭日章
旭日章
明治8年に我が国最初の勲章として制定されました。勲章のデザインは、日章を中心に光線(旭光)を配し、鈕※には桐の花葉を用いています。
※ 紐・・・ちゅう
Grand Cordon of the Order of the Rising Sun
The Order of the Rising Sun, Gold and Silver Star
旭日章
(旭日小綬章 - から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 06:47 UTC 版)
旭日章(きょくじつしょう、Order of the Rising Sun)は、日本の勲章の一つ。
注釈
- ^ 勲二等旭日重光章の正章及び大綬章の副章を除く。
- ^ また勲七等青色桐葉章も第二次世界大戦末期の物には一時的に裏面の七宝を省略した物が存在する
- ^ 栄典制度改正後に伴い、新規制作分から順次切り替えのため、裏面七宝のある章も新制度の物として授与されていた。
- ^ a b 写真の蝶型略綬は大正10年4月25日勅令第146号による改定前のもの。
- ^ 「第二(授与基準)第1項第3号に掲げる職」とは、内閣総理大臣、衆参両院議長、最高裁判所長官、国務大臣、内閣官房副長官、副大臣、衆参両院副議長、最高裁判所判事、大臣政務官、衆参両院常任委員長、衆参両院特別委員長、国会議員、都道府県知事、政令指定都市の市長、指定都市以外の市の市長、特別区の区長、町村長、都道府県議会議員、市議会議員、特別区の議会議員、町村議会議員である。
- ^ 旭日章より上位に金鵄勲章があったが、「勲等」ではなく「功級」であるため本項では除外。
出典
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