旧:たち吉→四条富小路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:57 UTC 版)
宝暦2年(1752年、江戸時代前期) - 橘屋吉兵衛(たちばなや きちべえ)の屋号で京都四条に店を構えて創業。 明治中期 - 屋号を「橘屋吉兵衛」から「たち吉」へ改称。 1949年(昭和24年) - 株式会社に組織変更。 1957年(昭和32年) - 東京・銀座にて、東京店の開店/現在は閉店している。 昭和30年代には、上質な和食器を売る店(陶器小売り大手)として人気となり、定期的に購入する会員が全国に30万人もいた。 1969年(昭和44年) - 京都山科にて、物流センターの開業。 1971年(昭和46年) - 福岡営業所の開所。 1973年(昭和48年) - 名古屋市にて、名古屋営業所の開所。 1976年(昭和51年) - イタリアに出店。その後、海外には計16店舗を出店する。 1980年(昭和55年) - 新東京物流センターの開業。 1982年(昭和57年) - 約271億円の売上高を計上。 1991年(平成3年)月日不明 - 京都物流東センターの開業。 3月 - バブル崩壊。これ以降、高級な器が売れなくなる。そこに廉価な中国製品の市場流入や、百貨店の陶磁器売り場の縮小で、収益は悪化の一途を辿る。廉価品に対抗して低価格路線へと転換する。すると永年のたち吉ファンの心が離れ、次第に経営が悪化していった。ついに債務超過に陥る。 2003年(平成15年) - 岐阜県多治見市にて、商品センターの開業。 2012年(平成24年)3月2日 - 公正取引委員会から下請法違反で勧告を受ける。 2014年(平成26年)3月期 - 売上高は約46億円。 2015年(平成27年)2月20日 - ニューホライズンキャピタルによる支援が決まる。 4月1日 - ニューホライズンキャピタルが設立した株式会社たち吉(新社)へ事業を譲渡して事業停止。同時に旧社の商号を株式会社四条富小路へ変更。 7月15日 - 四条富小路が京都地方裁判所へ特別清算を申請。 2017年(平成29年)1月13日 - 四条富小路の法人格消滅。
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