日本市場でのアルファスッドとは? わかりやすく解説

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日本市場でのアルファスッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 15:53 UTC 版)

アルファロメオ・アルファスッド」の記事における「日本市場でのアルファスッド」の解説

日本市場では1974年から当時ディーラー伊藤忠オートによって輸入開始されti1年遅れて1975年より導入開始となった伊藤忠オート方針によりほぼ全て右ハンドル仕様となったが、排気ガス規制に対応できず1976年輸入中断された。この初期型カーグラフィック誌の長期テスト車にも採用され傑出した操縦性機械的な信頼性の高さが評価されたが、2年足らず大規模な錆が随所発生するなどしたためボディ内外仕上げ耐久性酷評された。 その後1978年頃から伊藤忠オート少数限定利用して本国仕様スプリントシリーズ2の4ドアベルリーナやti少数輸入再開する当時カーグラフィック編集長であった小林彰太郎1980年4ドア1.5スーパー購入したが、購入3年足らずタイミングベルト破断しバルブピストン衝突し走行不能になるというトラブル見舞われた。また、フロントガラスが突然落下するトラブルに関して本社直接抗議の手紙送ったものの、「うちの車にそんなことはない」と事実否定されたという。 カーグラフィック誌と関わりの深い松任谷正隆もかつて購入。その数年後バンドのメンバー譲って欲しいと望まれた際に、錆が多発する可能性指摘したが、それでも良いとの事で譲り渡した松任谷によれば、その車両は後に走行中にタイミングベルト破断見舞われたという。 カーグラフィック誌を通じてこうした品質面の不安が購買層であった自動車マニア周知されてしまったこと、オートマチックトランスミッション(AT)や本格的なエアコン1980年代になって選択できなかったこと、1983年伊藤忠オートアルファロメオ販売から撤退し後を引き継いだ日英自動車1985年解散するなどディーラー二転三転したことから、輸入再開後のアルファスッド市場では極めてマイナーな存在終わってしまった。

※この「日本市場でのアルファスッド」の解説は、「アルファロメオ・アルファスッド」の解説の一部です。
「日本市場でのアルファスッド」を含む「アルファロメオ・アルファスッド」の記事については、「アルファロメオ・アルファスッド」の概要を参照ください。

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