日本国外輸出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:48 UTC 版)
「マクロス」は同じタツノコプロ制作の『超時空騎団サザンクロス』や『機甲創世記モスピーダ』と同じ世界・同じ時間軸のストーリーとして再編集したROBOTECH(ロボテック)の第一シーズン THE MACROSS SAGA( マクロス・サーガ ) としてアメリカ合衆国、カナダ連邦、欧州連合諸国、南米諸国ほか各国で放映され大人気となり、現在まで続く日本国外での日本アニメブームの先駆けとなった。それ以前に輸出され人気のあった『宇宙戦艦ヤマト』や『科学忍者隊ガッチャマン』は、編集によりストーリーが全く異なったり、暴力描写やメインキャラクターの死などがカットされているのに対し、ROBOTECHでは三作品を繋げるための設定変更や登場人物の英語圏向けの名前変更、一部の暴力描写の削除検閲以外は、ほぼそのまま翻訳して放映されている。その後も翻案作品である「ロボテック・シリーズ」の物語構成と設定に基づく米国独自の物語構成の続編『シャドウ・クロニクル』(「影の年代記」の意味 )が作られたほか、本人自身も上記作品の中核ファンである「トビー・マグワイアを主演・プロデュースに据えてワーナー・ブラザースが実写映画化を計画中と報じられた。詳細は「ロボテック#実写映画化」を参照。なお『マクロス』単独のハリウッド実写映画化企画も存在したが、実現しなかった。 英語吹替え版の『Super Dimension Fortress Macross』は1984年に1-3話収録のビデオが発売されたが、『ロボテック』人気の影で全話収録版は長年発売されなかった。2001年に英語字幕版(日本語音声)で全話のDVD化が行われ、2006年にはADV Films社が英語吹替え・5.1ch音声版のDVDシリーズを発売した。このADV版では米国在住の飯島真理が英語で再びリン・ミンメイ役を演じている。 詳細は「ロボテック」を参照
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