日本国内電機メーカー各社が独自開発したサラウンドシステム名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:14 UTC 版)
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テクノサラウンド(Techno Surround)、サウンド&ライブバーチャライザー(Sound&Live Virtualizer) パナソニックが開発。前者「テクノサラウンド」は1980年代〜1990年代前半に発売されたCDラジカセに、後者「サウンドバーチャライザー」は1990年代後半〜現在まで発売のCDラジカセに各々搭載(MDラジカセには「ライブバーチャライザー」を搭載)。 ムービー・ミュージック・ワイド・アドバンスドサラウンド 同社の大型テレビ用に開発。「ムービー&ミュージック・サラウンド」は1980年代後半から1990年代前半に発売された大画面テレビ「パナカラーイクス」「画王」シリーズで、「ワイド・サラウンド」は1998年(平成10年)〜2000年代に発売されたフラットテレビ「T(タウ)」に各々採用。現在の薄型テレビ「VIERA」では「アドバンストサラウンド」「バーチャル3Dサラウンドシステム」が採用されている(地上アナログ放送は従来通り「ワイド・サラウンド」)。また「画王」「ヨコヅナ」シリーズにはリモコンのメニュー操作による「サラウンドレベル」調整機能(最小0dB〜最大63dBの範囲)があった他、「美来」シリーズまでは「サラウンドスピーカー出力端子」があった(「タウ」以降のシリーズからはサラウンドスピーカー端子廃止、以後はホームシアター、サラウンドヘッドホン、ラックシアターにその座を明け渡す)。 バイホニック 英字表記「By-Phonic」、ビクターが開発。1980年代〜1990年代前半にかけて発売されていたステレオアナログTV「MEGA(A1/AF1/)シリーズ」にこの機能が装備されており、サラウンドスピーカーを接続しなくても本体内蔵フロントスピーカーのみであたかも後ろからもサラウンド音が聞こえているかのように再現する(本体&リモコンに「バイホニック」ボタンを装備、後面にはサラウンドスピーカー出力端子を各々搭載し、専用のビクター純正サラウンドスピーカーと組み合わせればその効果が強調される。但し1987年(昭和62年)発売の「AV-E21/E25/E29S」にはバイホニックボタンが無く、ビクター純正の専用サラウンドスピーカーを接続して初めてサラウンド効果が得られる「スピーカーマトリクス方式」だった)。また子会社のビクターエンタテインメントより発売のレコード・CDソフトの一部にも「バイホニックミキシング」技術が採用されており、前述のTV同様にフロントスピーカーのみで仮想サラウンドを表現。
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