日本におけるRVとは? わかりやすく解説

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日本におけるRV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 00:17 UTC 版)

レクリエーショナル・ビークル」の記事における「日本におけるRV」の解説

日本では後述のように、主に1990年代前後SUVステーションワゴンミニバンなど、概して言えば屋外レジャー向けの乗用車」をひとまとめにする言葉として使われた。だが、2010年代以降にこの語が使われる場合、ほぼSUV同義となることもある。 公共交通機関発達比べて自動車普及が進まなかった日本では、中長期間渡って自動車の中で寝泊りしながら旅行をするオートキャンプ習慣定着していなかったことや、保管場所車検保険道路交通法などの問題からキャンピングカー需要欧米比べて少ない。そのため「RV」は、1980年代以降レジャー向け車種流行とともにレジャーレクリエーション用途向けの車全般クロスカントリーカー/オフローダーSUVステーションワゴンミニバントールワゴンなど)を広く指す用語として用いられるようになった最初のうちは「クロカンのようなSUVに対して用いられていたが、商業的文化的な事情もあり、幅広く捉えるようになった1990年代RVブームは凄まじく、一般的な乗用車グリルガードルーフレール背面スペアタイヤ(あるいはスペアタイヤカバー風収納ボックス)などを取り付けてRV名乗る車種多く登場するなど、RVの指す範囲販売戦略と共に拡大されていった従来人気であったセダンクーペ凌ぐボリューム成長したこれらの自動車は、その後カテゴリ細分化進み例えば、「ステーションワゴン」はその市場の縮小と共にRV呼び名外れて元通りとなり、MPVトールワゴンは「ミニバン」が一般的となり、「SUV」という用語も自動車メーカーCMマスメディア一般的になっており、日本的な意味でのRV死語化した。ただし現在も「多目的レジャー車」、つまりSUVを指す単語としてメディアで時々見ることができる。 なお正式なカテゴライズではないが、北米ではサッカー・マムズ・ビークル(Soccer Mom's Vehicleサッカー練習試合参加する息子送り迎えする母親乗る車=ミニバン3列シートSUV)という言葉が、かつての日本で言うRV一つ相当する日産レンタカーでは「RVクラス」が存在するが、これはSUVレンタルする際の料金区分である。

※この「日本におけるRV」の解説は、「レクリエーショナル・ビークル」の解説の一部です。
「日本におけるRV」を含む「レクリエーショナル・ビークル」の記事については、「レクリエーショナル・ビークル」の概要を参照ください。

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