日本におけるピーナッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 03:36 UTC 版)
「ピーナッツ (漫画)」の記事における「日本におけるピーナッツ」の解説
日本では、アメリカン・コミックスの刊行を行っていた鶴書房(後にツル・コミックス)が、1967年に谷川俊太郎による日本語翻訳で単行本を刊行したのが始まりである。鶴書房倒産後は角川書店などが版権を引き継ぎ、谷川以外にもさくらももこ、鷺沢萠、関根麻里らにより翻訳された版がある。また、ジャーナリストの廣淵升彦は本作に関する論考を発表している。 谷川の翻訳した作品は、連載終了時点で全てでは無かったものの、河出書房新社から2019年以降発売された『ピーナッツ全集』において未訳だった作品の翻訳に挑戦。2020年に、約50年かけた全作品の翻訳を完了した。 1981年、開隆堂出版の英語教科書「New Prince」で本作と作者シュルツの来歴が語学テキストに使用された。 また、日曜版が1968年に『女性セブン』、1972年から1984年に『週刊朝日』に連載され、平日版、日曜日版両方が『月刊SNOOPY』に連載されていた。近年では、『産経新聞』で平日版が『スヌーピーとゆかいな仲間たち』のタイトルで1999年から2013年まで連載されていた。また、朝日ウィークリーには、「Classic PEANUTS」のタイトルで原語版(対訳付き)が掲載されている。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは開園当初からスヌーピーがアトラクション・キャラクターに採用されており、後にスヌーピー・スタジオも新設されている。 また、東京都町田市にはチャールズ M. シュルツ美術館(英語版)の世界で唯一のサテライト美術館としてスヌーピーミュージアムがある。
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