日本におけるピンクリボン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 05:27 UTC 版)
「ピンクリボン」の記事における「日本におけるピンクリボン」の解説
日本でのピンクリボン運動の主たる活動組織は多数ある。その中のひとつがNPO法人「J.POSH」(Japan Pink-ribbon of Smile and Happiness、日本笑顔と幸せのピンクリボン)である。J.POSHは田中完児関西医科大学乳腺専門医をはじめとする発起人により活動が開始された。J.POSHでは、1年に1度、マンモグラフィー検診(乳腺・乳房専用のレントゲン検診)を受けることを奨励している。 ピンクリボン運動が一般的に認知されるようになったのは、2000年代に入ってからのことである。2000年(平成12年)10月にグローバルランドマークイルミネーションの一環として、エスティ ローダー グループ オブ カンパニーズ株式会社(現:ELGC株式会社)が、当時日本で最大の乳がん患者支援団体「あけぼの会」をサポートし、東京タワーをピンク色にライトアップしたことがきっかけ。以後2000年から2016年まで毎年、同社がピンク色に東京タワーをライトアップしている。 その運動の規模は年を追うごとに急拡大しており、りそな銀行、アストラゼネカ、アテニア化粧品、エイボン・プロダクツ、東京海上日動あんしん生命、ワコール、埼玉りそな銀行、オーティコンなど、協賛する企業、市民団体は多数存在する。また、Yahoo! JAPAN、asahi.comといった日本を代表するポータルサイト、ニュースサイトで広くピンクリボン運動が紹介されている。
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