日本での運航歴
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1983年(昭和58年) : 日本エアコミューターにて導入、日本初飛行。計3機を導入して奄美群島での運用に活躍。 1988年(昭和63年) : 航空宇宙技術研究所(現・宇宙航空研究開発機構 (JAXA) )が、実証実験機(インフライト・シミュレーター)として1機を導入。MuPAL-αと命名し2016年現在も運用中。 1995年(平成7年) : 日本エアコミューターでの運用より引退。 1997年(平成9年) : 航空宇宙技術研究所の機体が、ナホトカ号重油流出事故に際して重油湧出点の確定を行う。 1999年(平成11年) : 新中央航空が1機目を新規に導入 (JA31CA) 。2000年(平成12年)3月より調布 - 新島、神津島線に投入。 2001年(平成13年) : 壱岐国際航空が元日本エアコミュータで運用された機体 (JA8835) にて、福岡 - 壱岐線を運航開始 (11/22) 。 2002年(平成14年) : 新中央航空、2機目を購入 (JA32CA)。壱岐国際航空、福岡-壱岐線を運航休止 (1/16) 。 2005年(平成17年) : 元日本エアコミュータの機材 (JA8835,JA8836,JA8866) が全て登録抹消(国外への売却による)。 2006年(平成18年) : 新中央航空、3機目を購入 (JA33CA) 。これで新中央航空の定期便が全てDo 228での運航になった。 2011年(平成23年) : 新中央航空、4機目を購入 (JA34CA)。新中央航空からブリテン・ノーマン アイランダーが引退。世界初のDo 228NGを導入。 2014年(平成26年) : 新中央航空、5機目を購入 (JA35CA)。尚、Do 228NGとしては同社2機目であり、2013年6月に行われたパリ航空ショーで新中央航空は同社が所有するDo 228-212型機を最新型のDo 228NG型機へ順次機材更新する予定であることを表明した。 2016年(平成28年) : 新中央航空、6機目となるDo 228NG機に登録記号(JA36CA)を予約した。 一方、2016年7月に行われたファーンボロー国際航空ショーでRUAGアビエーションは日本における代理店の双日エアロスペースとDo 228NGの販売に合意したと発表。この機材は新中央航空に2016年末に引き渡し予定との発表があった。2016年12月14日、RUAGアビエーションは機体を納入したと発表した。 このほか、格安航空会社のエアァシェンペクスが、元日本エアコミュータのJA8835とJA8866を運用したが、資金不足により、実際に就航することはなかった。後身であるエアトランセは、与圧キャビンを備えるビーチクラフト1900Dへ使用機材を変更したため、これらの機材は海外へ売却されている。
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