新潟港駅とは? わかりやすく解説

新潟港駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 08:20 UTC 版)

新潟港駅
中央埠頭の入換列車(1986年8月)
にいがたこう
Niigata-ko
沼垂 (1.4 km)
所在地 新潟県新潟市沼垂
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 信越本線
駅構造 地上駅
開業年月日 1942年昭和17年)4月1日
廃止年月日 1986年(昭和61年)10月19日
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新潟付近鉄道路線図

新潟港駅(にいがたこうえき)は、新潟県新潟市沼垂にかつて存在した、日本国有鉄道である。

概要

日満連絡のために開業するも戦後はその役目を失い、海陸連絡の貨物駅として機能したが、鉄道貨物衰退に伴い昭和61年に廃止された。

歴史

  • 1942年昭和17年)4月1日:開業[1]。 上野発新潟着の急行旅客列車のうち、客車1両を沼垂駅から当駅まで乗入[2]
  • 1958年(昭和33年)4月29日沼垂駅 - 当駅間の旅客運輸営業廃止、これに伴い車扱貨物のみの取扱となる[3]
    • 北鮮航路連絡旅客及び手荷物を取り扱うこととなっていたが、事実上その取扱がないため[4]
  • 1967年(昭和42年)5月1日:当駅分岐の専用線として万代公共臨港線(2.5km)開業[5]、旧万代駅付近まで線路が伸びる。
  • 1986年(昭和61年)10月20日:廃止[6]

隣の駅

日本国有鉄道
信越本線貨物支線(1986年廃止区間)
沼垂駅 - 新潟港駅

脚注

  1. ^ 鐵道省告示第七十七号”. 官報. 1942年03月31日 - 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2021年10月17日閲覧。
  2. ^ 『三十年史』内略年表P575、国鉄新潟支社
  3. ^ "日本国有鉄道公示第141号".官報.(1958年4月24日)
  4. ^ 『国鉄線寸描:新潟駅の移転について』1958年6月国鉄線P34
  5. ^ 『五十年史』内略年表P492、国鉄新潟鉄道管理局
  6. ^ “日本国有鉄道公示第114号”. 官報. (1986年10月15日)

関連項目


新潟港駅

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ボート・トレイン」の記事における「新潟港駅」の解説

詳細は「新潟港駅」を参照 1931年昭和6年9月1日上越線全通しその後満州国建国され新潟市新潟港(のちの新潟西港)から雄基清津への航路開設されると、東京から満州国首都新京(現、長春)への最短路として東京 - 新潟 - 雄基(後に羅津変更) - 新京ルート注目されるようになった。そのため、新潟 - 羅津航路には新型船が多く投入され本数増やされた。それにつれて船舶との連絡至便図り新潟港近くへの直通列車走らせる構想高まり1940年昭和15年10月より下り限り新潟港近くまで引かれ専用線使用して新潟駅手前沼垂駅(現、貨物駅)で急行列車一部車両切り離す形で、新潟港への列車の直通運転開始した1942年昭和17年4月1日には鉄道省専用線買い取って新潟港中央埠頭近くに新潟港駅(にいがたこうえき)を設けたので、直通車両も新潟港駅までの乗り入れの形になった同年11月15日改正時の様子下記の通りである。 (701)上野800新潟港1442(急行) しかしまもなく戦争激化航路運行難しくなり、この船舶接続列車翌年2月段階消滅した。新潟港駅は貨物駅として存続したものの、1986年昭和61年10月20日廃止されている。

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「新潟港駅」を含む「ボート・トレイン」の記事については、「ボート・トレイン」の概要を参照ください。

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