新世界の神々編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 14:35 UTC 版)
ヘーニル オーディンの意思を受け継ぐ神で、マグニら「新世界の神々軍団」のリーダー的存在。ロイド眼鏡。ヴァルキリーを使って新世界を創造する事が目的。 神格を落とされたロキを巡り、フレイヤ達と対立する。自身の目的と利害が一致したため、バルドルと手を組んでいる。元々ロキやオーディンとは仲が良かったようで、昔はあてどない旅に3人でよく出かけていたらしい。若者(マグニ、モージ、ヴァーリ、ヴィーザル)達にお手本を見せようと、一時的に繭良と鳴神の高校に英語教師として赴任した事がある。生徒の評価によれば、イケメン系だがウザいとのこと。杖が作ったパラレルワールドの中でロキと争い、杖の宝石に取り込まれてしまう。 マグニ 鳴神の息子その1。活発。モージと共に人間界に潜り込み、タレントの真似事をしていたが、同じ事務所の青空結奈に脅迫状が届き、ロキに依頼する。実は結奈がヴァルキリーであることを確信し、彼女を守護するために潜り込んでいた。モージに比べれば鳴神には(一応)懐いている様子。 ヴァルキリー候補の少女を廃屋に誘う。また、ヴァールと共に杖を手に入れるため、時間遡行を行う。しかしヘイムダルとの争いの中、杖にある宝石に取り込まれてしまう。 モージ 鳴神の息子その2。ツリ目。最初はマグニと共に行動する。マグニに比べて鳴神に少し反抗的。割に他人に貶されると(一応)庇う様子も見せる。ヴァルキリー候補の少女に「人生でたった一度善行を施す」ことを対価に何でも願いを叶えてやると持ちかける。杖が作ったパラレルワールドの中でロキと争い、杖の宝石に取り込まれてしまう。 ヴァーリ オーディンの息子。ボブカット。クールな印象だがたまに茶目っ気を見せる。怪盗ブラックキャットに扮してヴァルキリー候補の少女と接触する。ロキに自分たちの行動を止めるよう説得され、何か言いたげな様子を見せた。ヴァールとは闇の仕事人と称してコンビを組み、杖を探す。その間でのヘイムダルとの争いの中、杖の宝石に取り込まれてしまう。 ヴィーダル オーディンの息子。長髪。死神と称してヴァルキリー候補の少女と接触する。笑顔でいる事が多く、言葉遣いも多少幼い。ヴァーリと比べると童顔で目も大きい。杖が作ったパラレルワールドの中でロキと争い、杖の宝石に取り込まれてしまう。 ヴァール 契約、または約束の女神。時空を操る力を持つ。新世界の神々軍団のメンバーそれぞれとコンビを組み、ヘイムダルから杖の奪還を目論む。随所でロキに好意を抱いているような描写が多々ある。ヴァルキリー候補の少女達が苦しんでいるのを見て、杖をバルドルではなくヘイムダルへと渡してしまう。 ヘイムダルから杖を奪還するために新世界の神々軍団のメンバー各々とコンビを組み、ロキの前に現れる。杖が作ったパラレルワールドの中でロキと争い、杖の宝石に取り込まれてしまうが、その後宝石の中から「彼(オーディン)を復活させてどうしたいの?あなたの今の使命はなに?」とロキへ問いかける。 ヘイムダルの右目(杖) オーディンの力を継承するバルドルしか使役できない杖。ヴァルキリーを司る力を持つため、ロキと新世界の神々軍団が奪い合っている。中心部にヘイムダルの右目がはめ込まれており、バルドルの暴走を防ぐためにヘーニルが所持していた。その後ヴァーリに託されたが、彼女が情に負けバルドルではなくヘイムダルへと渡したことから、ヘイムダルの右目である事が判明。彼の右目に戻るために人間界の過去をヘイムダルと共に暗躍し、復活に必要な真理を集める。過去に移動した際、呪いの邪気に弾き飛ばされて時空の狭間を彷徨うが、ロキが鳴神と協力して手に入れる事に成功した。ヘイムダルやロキを唆したり、ロキの願いを叶えるために時の間であるパラレルワールドを構築したりと、その真意は不明。
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