新世代CBシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 23:10 UTC 版)
「ホンダ・CB-R」の記事における「新世代CBシリーズ」の解説
同社のヨーロッパ地区統括会社であるホンダ・モーター・ヨーロッパ(Honda Motor Europe Ltd.)が水冷4ストローク4バルブDOHC4気筒エンジンを搭載するCBR650Fをベースに製作したコンセプトモデルCB4コンセプトが源流。同モデルは2015年にイタリアで開催されたミラノモーターサイクルショー2015(2015)に参考出品された。 その後は本田技研工業も製作に加わりCBR1000RRをベースにしたコンセプトモデルNeo Sports Café Concept(ネオスポーツカフェコンセプト)に発展し、2017年10月25日 - 11月5日に開催された第45回東京モーターショーへ参考出品された。その直後の同年11月7日から開催されたミラノモーターサイクルショー2017(EICMA)に若干の手直しを加えた市販モデルSC80型CB1000Rとして出品。さらには同一コンセプトで水冷4ストローク4バルブ単気筒エンジンを搭載するCB125R・CB300Rも出品された。 これらのモデルはマスの集中化と軽量化を図った車体パッケージングを持つ新世代CBシリーズというコンセプトのほか、以下の共通装備を持つ。 ダイヤモンド型フレーム 丸形ヘッドライトを含め灯火類をフルLED化 前輪サスペンションは倒立型テレスコピック 後輪サスペンションはモノショック型スイングアーム ギアポジションインジケーターを内蔵したフル液晶デジタルメーター 燃料供給はPGM-FI電子式燃料噴射装置 セルフ式エンジン始動 常時噛合式6段マニュアルトランスミッション 2016年7月1日に施行された欧州Euro4ならびにWMTCを参考とした規制値および区分の平成28年自動車排出ガス規制に対応 単気筒エンジン搭載モデルは本シリーズ以前に販売されていたCBR125R・CBR150R・CBR250R・CBR300Rから、エンジンの基本設計をキャリーオーバーとしたほか、一部コンポーネンツを共用する。 シリーズ全般としてCB125R・CB150R・CB250R・CB300R・CB650R・CB1000Rの6モデルが製造販売されるが、太字書体は日本国内正規販売モデルである。
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