新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち
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「フォーチュン・クエスト」の記事における「新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち」の解説
1996年6月21日発売されたPlayStation用のすごろく形式のテーブルゲーム。開発元はリリーフエース、発売元はメディアワークス。 全世界的に食糧不足が起きたため、みんなで畑を耕して食料を作ろうというストーリー。ゲーム上のマップは畑になっており、その畑に種を植えて食料を育て、毎年10月末の収穫になると作物を売ってお金を得る。 イベントとして4年に一度、参加しているキャラクターによる料理コンテストが行われる。コンテスト時点で栽培されている作物から食材を2種類、数種類の調味料を2種類メインとサブとしてそれぞれプレーヤーが選ぶ。審査員はプレーヤーが未使用の4人のキャラ。各自10点満点で審査し、トータルで最高点を出したプレーヤーには賞金とメダルが与えられる。 設定された収穫金額に達するとゲーム終了。その時点で最も多くのお金を稼いだプレイヤーが優勝となる。 キャラクターは、デフォルトでパーティ6人+JB+コボルトの、計8人が選べる。ある条件を満たすと、さらにマリーナとアンジェリカが登場し、計10人の中から選べるようになる。シロちゃんは司会進行役であるため選べない。また、作中ではクエストイベントなどが発生することがあり、原作に登場した他のキャラクターも一部登場する。 ゲーム中では年単位で時間が進行するが、キャラクターは歳を取らない。 常に4人対戦。マルチタップが使用可能。プレイヤーの数が足りない場合は、足りない分のキャラクターをコンピュータが操作する。人間操作0人の全COMプレイも可能だが、この場合はただの観戦モード状態である。 取扱説明書には書き下ろしのミニストーリー「世にもハマッた冒険者たち」(全3ページ)が収録されている。この短編では本作の出来事は「JBが持ってきたゲームの中の設定」ということになっており、パステル達はこのゲームにハマッてしまうという内容。 また、「限定スペシャル版」には『びっくりとーくCD』というおまけCDが付いている。内容は、パステルら登場人物による本作の設定を元にしたミニドラマと、原作者深沢美潮のコメント。こちらは本作の出来事が「実際にあったこと」として扱われており、エピローグなども本作での設定を踏襲している(ただし、ゲーム本編のように何年も経過したような描写はない)。 このソフトは、PlayStation 2のSCPH-75000シリーズ以降では動作に異常が出ることが、SCEIから発表されている。
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