文化活動・娯楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 01:05 UTC 版)
市内でできるレクリエーションとして、1日に6キロのウォーキング、危険を避けるためのランニング、バルコニーから出入りするためのクライミング、燃料を手に入れるためのツリーカッティングなどを紹介している。室内では階段で遊ぶトランプが多く、ランチパックや油、缶詰を賭ける。公園の樹木は燃料として切り倒され、動物園の動物たちは包囲攻撃の狙撃や餓えによって死亡し、2頭のポニーと数羽のクジャクだけが残った。 包囲下でも市内では創造行為が続けられた。芸術家だけでなく、サラエヴォの市民がさまざまなイベントを見に行くことが戦争に対する文化的な抵抗の意味も持っていた。包囲中に「ミス包囲都市コンテスト」も開催された。 ラジオは公営放送の「スタジオ・サラエヴォ」が24時間放送を流し、人気のある放送局は「ズィード(壁)」と「スタジオ99」だった。新聞は日刊紙「オスロボジェニェ(英語版)」がビルを破壊されたのちも発行された。噂は、もっとも重要で早い情報源になった。 本書には、文化活動を体験するための情報も掲載されている。展覧会は赤十字ビルを会場として週1回開催され、地元の絵画、彫刻、コンセプチュアル・アートが展示される。劇場はメインストリートのカメルニ・テアタル55という市内で最も安全な場所がある。映画は週1度、スツェーナ・オバラで上映があった。演劇や映画は、夜を避けて午後1時から行われた。
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