文化放送との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:16 UTC 版)
「RCCカープナイター」の記事における「文化放送との関係」の解説
文化放送は土・日曜のナイターでセ・リーグの試合を優先(『ホームランナイター』)する体制を長年続けてきたため、RCC発の裏送りはホームランナイターの前身の『一万ドルナイター』の時代から実施してきた。 1979年にヤクルト・大洋(→横浜→DeNA)主催がNRN独占になると、土・日曜にこの2球団の主催による対広島戦のネット受け(裏送りを含む)を行うようになり、文化放送制作の中継がRCCでも本格的に放送されるようになった。また、広島戦がデーゲームまたは非開催の時は、対巨人戦など他カードも任意にNRNに切り替えて放送することがあったが、こちらは文化放送からNRN本番を受ける年度と、朝日放送向けにニッポン放送が裏送りした中継のネットに加わる年度とがあった。 2002年に横浜球団の経営権がTBSに移ると、NRN独占でなくなった土・日曜の横浜主催試合が、対広島戦を含めてTBSラジオからのネットに戻り、ヤクルト主催も年度により神宮球場でのデーゲームを増やしたことも加わり、文化放送からのネット本数が一時減少した。 2010年からはヤクルト主催以外でも土・日曜のナイターの本番カード・裏送り共にネット受けを開始した(裏送りは日程の関係上2012年から)他、予備順位によってはRCCの実況アナウンサーと文化放送の解説者・ベンチリポートアナウンサーという形態となる場合がある(こちらは文化放送の日曜日が不定期放送となった2013年から)。また広島戦ビジターゲームをTBSラジオが特例で中継する場合でも、同カードが文化放送制作によりNRN本番(文化放送での放送がないNRN全国中継名目での裏送りを含む)としての設定がある場合は、文化放送からのネットを受ける。ただし、当該試合のNRN予備順位が屋内球場よりも下位で、かつQRが解説者を含めての予備待機ができない場合は、TBSラジオからの裏送り(ヤクルト戦のみはニッポン放送からのネット受けまたは裏送り)に振り替えることがあった。広島主催の土・日曜ナイターでJRN各局からのネット予定がなく、NRNの全国放送本番または雨天予備カードとなった場合、NRN向けを自社分として放送していたが、2015年からは土・日曜ナイターはすべてNRN扱いに固定している。 その他、文化放送が平日に『ライオンズナイター』で広島主催の西武戦を自社制作する場合にも技術協力を行ったが、JRNナイターが廃止された2018年はRCCが二重制作による裏送りを行った(リポーターは文化放送から派遣)。 詳細は「文化放送ホームランナイター#2013 - 2018年の日曜日における対応」および「文化放送ライオンズナイター#ネット局」を参照 なお、2013年から文化放送は日曜日の自社でのナイター中継を原則編成せず、NRNナイターへは裏送りのみの参加となっているため、日曜日に関東で行われる広島のビジターゲームがNRN本番となった場合、事実上RCCのみの放送となるケースがあるが(2013年の日曜日NRNナイターは定時ネット局が存在せず、2012年まで7月以降の定時ネットを行っていたABCラジオも原則として阪神戦がある時のみ放送となる他、NRN系列局が地元チームの試合の場合のみ、文化放送は原則として日本シリーズのみを放送およびネットするのみである)、雨天などでの中断時には文化放送のアナウンサーが同局のスタジオから出演し、他球場などの情報を伝えるなど、一応のNRNナイターとしての体裁が保たれている。さらに2019年は土曜も文化放送の自社での放送を廃止したため、NRN本番となった場合は引き続きNRNナイターを土曜に編成している福井放送・山口放送との3局ネットに、2020年からは福井放送の撤退で山口放送との2局ネットとなる。 詳細は「文化放送ホームランナイター#レギュラー編成終了後(2019年以降)の土・日曜日における対応」を参照
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