折襟の使用例とは? わかりやすく解説

折襟の使用例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/16 04:28 UTC 版)

折襟」の記事における「折襟の使用例」の解説

洋画家彫刻家等の間で、平折襟の上着がアトリエでの作業着普段着として好んで用いられながらくベレー帽などとともにこれらの職種典型的なファッションのひとつであった中国では孫文立折襟タイプの服を着用して以来、「中山服」あるいは「人民服」としてながく愛用された。台湾拠点移した中華民国でも中山服正式な礼服であった日本陸軍軍装は、昭和13年服制改正により立襟から立折襟移行したが、下士官兵官給品が1個ホック平折襟に近い立折襟とされたのに対し将校准士官の襟の全高旧制式の立襟変わらず、5センチほどの高い台襟折襟付した2個ホック標準であった日本海軍士官通常冬衣は、紺色立襟として知られているが、明治時代一時期は、立折襟であった太平洋戦争中日本では同時期の陸軍軍服準じた立折襟仕立ての服が、民間人着用する国民服」とされた(制定開戦前年の1940年である)。終戦後しばらくの間は、新し服を買う余裕がなくこれを引き続き着用した人が多かった映画テレビドラマ等で「戦時中」「終戦直後」の場面演出する際、国民服不可欠衣装小道具のひとつとなっている。 現在世各国軍服のうち、戦闘服平折襟仕立て一般的である(ただし第一ボタン留めずに「開襟のような形で着用する場合が多い)。また礼服勤務服立折襟用いている軍隊は、現在では中国人民解放軍朝鮮人民軍(以上開襟ネクタイ式と併用)、チリ陸軍少数となっている。 学校制服標準服のうち、小学校男子用として立折襟の上着が定められている場合が多い。中学校および高等学校では立襟もしくはブレザータイプがほとんどであるが、暁星学園清風中学校どのように立折襟制服採用している例も少数ながら存在する

※この「折襟の使用例」の解説は、「折襟」の解説の一部です。
「折襟の使用例」を含む「折襟」の記事については、「折襟」の概要を参照ください。

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