戦前の歌とは? わかりやすく解説

戦前の歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:52 UTC 版)

労働歌」の記事における「戦前の歌」の解説

インターナショナル」(1888年作詞: ウジェーヌ・ポティエ作曲: ピエール・ドゥジェイテル訳詞: 佐々木孝丸佐野碩フランスで作られ革命歌労働運動代表する歌となり、ソビエト連邦の国歌1944年まで)とされた。日本では1922年佐々木孝丸翻訳し1929年佐野碩とともに改訳した歌詞歌われている。ただし、その歌詞原詞には忠実でなく翻訳というより翻案に近い。学生運動全盛期歌われた。 「ワルシャワ労働歌」「インターナショナル」と同様、70年代初頭までの学生運動全盛期歌われた。 「聞け万国の労働者メーデー歌)」(1922年作詞: 大場勇)1922年第3回メーデー準備の中で大場による歌詞作られた。事実上原曲大日本帝国陸軍戸山学校軍楽隊長永井建子が、1899年発表出版)した軍歌小楠公」。なおこの「小楠公」の曲は、後に旧制第一高等学校寮歌アムール川の流血や」(1901年作詞: 塩田環)、および陸軍中央幼年学校軍歌歩兵の本領」(1911年作詞: 加藤明勝)に流用されている。 「赤旗の歌」ドイツ民謡作詞: ジム・コンネル訳詞: 赤松克麿原曲クリスマス・キャロルとして知られるドイツ民謡の「もみの木」。1889年ロンドン起きた港湾労働者ストライキ激励するためにコンネル讃美歌として歌われていた「もみの木」に歌詞をつけ、それが1920年代アメリカ合衆国労働運動広く歌われるようになった日本にはアメリカ労働運動の歌として紹介され1921年頃に赤松による歌詞歌われるようになった原曲の「もみの木」とは違い行進曲風に歌われる

※この「戦前の歌」の解説は、「労働歌」の解説の一部です。
「戦前の歌」を含む「労働歌」の記事については、「労働歌」の概要を参照ください。

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