惣年寄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/09/04 02:43 UTC 版)
惣年寄（そうとしより）は、江戸時代に大坂・岡山・高知・堺・今井・平野・小倉・鹿児島などの町の町政を司った町役人の筆頭に位置する役職[1][2]。総年寄ともいい[1][2]、江戸の町の町年寄に相当する[1][2]。大坂の町にも町年寄はいるが、これは惣年寄の下に属するもので、町政の筆頭は惣年寄である[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「惣年寄」『国史大辞典』第8巻 吉川弘文館、575頁
- ^ a b c d 「町年寄」『国史大辞典』第13巻 吉川弘文館、77頁
- ^ a b c d 「惣年寄とその由緒」『大阪の歴史力』社団法人農山漁村文化協会、231-233頁
- ^ a b c d e 「大坂三郷の行政」『大阪府の歴史』山川出版社、172-176頁
- ^ a b 「幕府直轄領」『大阪市の歴史』大阪市史編纂所編 創元社、153-153頁
- ^ 「三郷と惣会所」『大阪の歴史力』社団法人農山漁村文化協会、230-231頁
- ^ a b c d e f 今井修平・村田路人編「大坂の町政と自治」『街道の日本史33 大坂 摂津・河内・和泉』 吉川弘文館、107-108頁
- ^ 大阪市史編纂所編『大阪市の歴史』創元社、153頁
- ^ a b c d e f g h 「町の構成」『大阪市の歴史』 大阪市史編纂所編 創元社、169-173頁
- ^ 徳川家光の上洛以後、幕末期に14代将軍徳川家茂と15代将軍徳川慶喜が大坂城に入るまで将軍が大坂に来ることはなかった。
- ^ a b 大阪市史編纂所編「大坂の地子免除」『大阪市の歴史』創元社、158-159頁
- ^ 「行政区画の変遷」『大阪府の歴史』山川出版社、265-266頁
- ^ 大阪市史編纂所編「行政区画の変遷」『大阪市の歴史』創元社、231-232頁
- ^ a b 今井修平・村田路人編「摂津国平野と河内国の在郷町」『街道の日本史33 大坂 摂津・河内・和泉』 吉川弘文館、126-127頁
- ^ a b c 今井修平・村田路人編「三都につぐ幕府直轄都市、堺の発展」『街道の日本史33 大坂 摂津・河内・和泉』吉川弘文館、124-125頁
- ^ a b c d e f g 谷口澄夫著「町人支配機構」『岡山藩』吉川弘文館 136-138頁
- ^ a b 土井作治・定兼学編『街道の日本史40 吉備と山陽道』吉川弘文館、94頁
- ^ a b 『岡山県の歴史』山川出版社、192頁
- ^ 平尾道雄著『土佐藩』吉川弘文館、22頁
- ^ 秋澤繁・荻慎一郎編『街道の日本史47 土佐と南海道』 吉川弘文館、122頁
- ^ a b 『高知県の歴史』山川出版社、176頁
- ^ a b 『福岡県の歴史』山川出版社、221頁
- ^ a b c d e f 『福岡県の地名』平凡社、1213頁
- ^ 『鹿児島県の歴史』山川出版社、191頁
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