惑星連邦時間局編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 18:55 UTC 版)
「Star Trek Online」の記事における「惑星連邦時間局編」の解説
宇宙歴6147.4(西暦2270年)、宇宙艦隊中尉であるプレイヤーが乗務するパイオニア級宇宙船は、遭難した科学調査船の捜索中、タウラス3号星に墜落している科学調査船の残骸を発見する。Isaac Garrett船長の命により、Tarsi少尉やMears少尉ら上陸班を率いて惑星に降り生存者の捜索にあたったプレイヤーは、現地の未開文明種族タウラス人の襲撃をかわしながら数人の科学者を救助するが、思いがけずクリンゴン人にも襲われる。生存者達をシャトルで母船に連れ戻ったプレイヤーらを待っていたのは、コールが率いるクリンゴン小艦隊の攻撃だった。科学調査船が遭難・墜落したのは、クリンゴン艦隊の待ち伏せ攻撃を受けたためだったのだ。パイオニア級宇宙船はクリンゴン小艦隊の波状攻撃を突破する途中、D9級戦艦と交戦しているジェームズ・T・カーク船長のコンスティテューション級U.S.S.エンタープライズと遭遇、協力して戦いD9級戦艦を撃退した。パイオニア級宇宙船とU.S.S.エンタープライズは共に地球軌道基地に帰還し、二隻のクルー達は基地のバーラウンジで勝利の酒を酌み交わした。Garrett船長に呼び出されたプレイヤーは、彼が提督に昇進して船を降り基地勤務になった事、彼の後任に自分が指名された事を知らされる。こうして大尉に昇進したプレイヤーは、Garrett提督から託されたパイオニア級宇宙船の船長となった。そしてその船のクルーの中に、ハンター少尉と名乗る31世紀の時間エージェント・ダニエルスの姿があった。 ダニエルスによって時間冷戦の存在を知らされたプレイヤーは、彼の導きによりクリンゴン人やロミュラン人を操りU.S.S.エンタープライズの破壊とカーク船長の殺害を目論む未来人(テューテリア人)の企みを次々と阻止していく。やがてコール率いるクリンゴン艦隊が惑星連邦領のケイレブ星系に侵攻、プレイヤーはGarrett提督のコンスティテューション級U.S.S.ヨークタウンを旗艦とする艦隊に加わりケイレブ星系に向かい、ケイレブ4号星の軌道上で両軍が激突。当初は宇宙艦隊が優勢だったが、後退するクリンゴン艦隊を追撃して星系から完全に追い出そうとしたところ、遮蔽を解除して現れた多数のクリンゴン艦に取り囲まれ袋の鼠となり、全船がトラクタービームで鹵獲されてしまう。プレイヤーは起死回生の策として自身のパイオニア級宇宙船を捕らえているコール船長のD7級I.K.S.コロサスに転送で侵入し、コールが未来人と名誉について口論している隙をついて破壊工作に成功、自由になったプレイヤーのパイオアニア級宇宙船は他のクリンゴン艦のトラクタービームエミッターを破壊し、僚船を救出していく。しかし多勢に無勢である事に変わりなく、Garrett提督は艦隊に撤退を命じ、殿を買って出たプレイヤーのパイオニア級宇宙戦はクリンゴン艦隊から集中砲撃を浴びる。僚船がワープで撤退を始め、最後にGarrett提督の旗艦が「我々は貴船の犠牲を決して忘れない」というメッセージを残して去って行った後、プレイヤーのパイオニア級宇宙船は遂に撃沈され、宇宙の藻屑となった。と思われた瞬間、プレイヤーはダニエルスと共に奇妙な部屋(タイムライン観測室)にいた。ダニエルスはこれまでタイムラインの保護に尽力してきたプレイヤーの素質を認めてその死を惜しみ、プレイヤーとそのクルーの命を助けてこれからは時間エージェントとして共に働いてもらいたいと言う。ダニエルスの申し出を受け未来の歴史についてレクチャーを受けたプレイヤーは、気が付くと地球軌道上のスターベース1の中に立っていた。近くにいた宇宙艦隊士官がプレイヤーの服装を珍しがり、ホロノベルでも楽しんでいたのかと問う。そこはプレイヤーが戦死するはずだった時から139年後、西暦2409年の未来世界だった。
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