性能と用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 13:33 UTC 版)
「シングル磁気記録方式」の記事における「性能と用途」の解説
シーケンシャルな書き込みに特化しており、従来磁気テープが得意としてきたバックアップやアーカイブ用途に向いている。特に磁気テープは、データの頭出しに数十秒オーダーの時間がかかる難点があり、バックアップやアーカイブであってもこれらの遅延を避け、素早くデータを取り出したい場合に有用である。実際に、メーカーは当該製品を「Archive HDD」と銘打って販売している。 原理上、データの部分的な更新 (ランダム書き込み) はスループットが遅いというデメリットがある。書き込み用磁気ヘッドの幅がトラックの幅より広いため、ある1本のトラックのセクタを上書きしたい場合であっても、複数のトラックにまたがってデータを書き換えてしまう事に起因する。 更新を可能にするために、ドライブマネージド型のドライブではキャッシュを利用するが、キャッシュのクリア作業が予期せぬタイミングで起きたり、キャッシュ容量を使い切った後は書き込み速度が大幅に低下する事が知られており、性能面で完全な解決には至っていない。そもそもシーケンシャルな書き込みしか受け付けず、ランダム書き込みにはエラーをホスト(OS)に返すホストマネージド型の仕様も策定されつつある。 システム用途やデータベース用途などのランダムアクセス書き込みが多い用途には不向きであるが、メーカー各社ではキャッシュの設計を工夫することでこれらの欠点を補っている。なお、パーティションに置かれるファイルシステムのインデックスも一般にはデータベースの一種である。 読み取り性能はシーケンシャル・ランダムアクセス共に通常のハードディスクと同等の性能が期待できる。
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性能と用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/13 08:54 UTC 版)
「ドラコ (ロケットエンジン)」の記事における「性能と用途」の解説
ドラコスラスタは燃料のモノメチルヒドラジンと酸化剤の四酸化二窒素を混合することで90ポンド (400N) の推力を生み出す。18基のドラコスラスタがドラゴン宇宙船の姿勢制御と機動に使用される。4基のドラコスラスタがファルコン9 v1.0の第2段の姿勢制御に使用された(v1.1以降は置き換え)。
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