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彩の華【サイノハナ】(食用作物)

登録番号 第4773号
登録年月日 1995年 11月 8日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み 彩の華
 よみ:サイノハナ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅 2001年 11月 9日
品種登録者の名称 埼玉県
品種登録者の住所 埼玉県浦和市高砂3丁目15番1号
登録品種の育成をした者の氏名 大塚一雄 戸倉一泰 矢ケ崎健治 荒川田村真鈴木計司 加藤井上圀男 古澤孝行 塩原比佐長谷川英世 庭山立岡るみ
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「越南127 号」に「玉系61号」を交配して育成され固定品種であり,育成地(埼玉県熊谷市)における成熟期極早生,穂数は多,耐倒伏性が強く,しま葉枯病抵抗性品種群別が日本陸稲型で,多収水稲粳種である。  型は穂数型,稈長は短,稈の細太はやや細,剛柔はやや剛,止葉直立程度立,葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長はやや短,穂数は多,粒着密度は中,穂軸の抽出度はやや短である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,有無多少は稀である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,見かけ品質上の下,光沢は良,食味上の下である。出穂期及び成熟期極早生障害型耐冷性及び穂発芽性は中,耐倒伏性は強,収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型Pi-i ,穂いもち圃場抵抗性は中,いもち圃場抵抗性はやや強,しま葉枯病抵抗性品種群別は日本陸稲型である。  「初星」と比較して型が穂数型であること,止葉直立程度立であること,耐倒伏性が強いこと等で,「むさしこがね」と比較して出穂期及び成熟期早いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型Pi-i であること,しま葉枯病抵抗性品種群別が日本陸稲型であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,埼玉県農業試験場熊谷市)において,昭和56年に「越南127 号」に「玉系61号」を交配し57年及び58年雑種第1代及び第2代個体選抜59年系統選抜行い60年沖縄県内で世代促進栽培をし,以後埼玉県農業試験場において,系統育種法により選抜育成され固定品種である。平成元年から特性検定試験及び奨励品種決定調査等の試験行い,その特性を確認して育成完了した5年雑種第13代である。





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