建武期におきた出来事
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「建武 (日本)」の記事における「建武期におきた出来事」の解説
「建武の新政#年表」も参照 元年(1334年) 11月、護良親王を鎌倉へ幽閉する。 2年(1335年) 6月、西園寺公宗の建武政権転覆計画が発覚する。 7月、信濃国で北条時行を中心に北条氏の残党が蜂起する中先代の乱が起こり、鎌倉が攻略される。足利直義が鎌倉脱出の際に護良親王を殺害する。 8月、足利尊氏が征東将軍として時行討伐のために鎌倉へ向かい、そのまま建武政権から離反する。 8月、二条河原の落書 12月、足利尊氏が箱根・竹下で新田義貞を破り、京都へ向かう。 3年(1336年) 1月、足利尊氏が京都へ入り、後醍醐天皇は比叡山へ逃れる。足利方は新田義貞や楠木正成、陸奥国より駆けつけた北畠顕家により駆逐される。 2月、足利方が摂津国打出浜、豊島河原などで敗北し、九州へ敗走する。延元に改元。 3月、足利方は筑前国多々良浜の戦いで菊池武敏らに勝利する。北畠顕家らが陸奥へ戻る。 4月、足利方は仁木義長や一色範氏らを九州へ残して再び上京する。 5月、足利方が湊川の戦いにて新田・楠木軍を破る。足利方は光厳上皇を奉じて入京し、後醍醐天皇は比叡山へ逃れる。 8月、光明天皇が即位して北朝が開かれる(北朝は建武を継続して使用)。 10月、後醍醐天皇が皇子の懐良親王を九州へ派遣する。 10月、新田義貞が恒良親王・尊良親王を奉じて越前国へ下る。後醍醐天皇が北朝へ降伏する。 11月、北朝が後醍醐天皇より三種の神器を受け取る。建武式目制定。 12月、後醍醐天皇が京都を脱出し、吉野(奈良県)で南朝を開いて南北朝時代が始まる。 4年(1337年) 3月、新田義貞が拠っていた越前国金ヶ崎城が足利方の攻勢により落城する。 12月、北畠顕家が義良親王(後村上天皇)を奉じて一時鎌倉を攻略する。
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