庭石の石種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 14:14 UTC 版)
堆積岩(水成岩) - 砂利、粘土、生物の残骸などが風や流水の作用で沈み、上からの圧カで固結したもの。火山の噴出物が積石灰岩み重なってできたものも。粘板岩 系井内石(稲井石、仙台石)、雄勝石(宮城)、瀬田石(滋賀)など 砂岩 系 凝灰岩 系大谷石(板木)、鎌倉石、貴船石(京都)、笏谷石(福井)など 石灰岩 系寒水石(茨城)、阿武隈石(福島)、紫雲石(大分)、琉球石灰岩(沖縄)など 火成岩 - 火山作用によってマグマが地中から噴出されるとき、地中や地表で凝結したもの深成岩 - 地中の深いところで熱と圧カを受けながら固まったもの。花崗岩系御影石・稲田御影(茨城)・伊勢御影(三重)・奥州御影・甲州御影(山梨)・本御影、滝石(石川)、恵那石(岐阜)、木曾石(岐阜)、万成石(岡山)、生駒石、大島石、白川石など 閃緑岩浮金石(福島)、筑波石(茨城)、甲州鞍馬(山梨県)、鞍馬石(京都府)など 斑レイ岩 かんらん岩 石英斑岩 火山岩 - 地表または地表に近い場所でマグマが固まったもの安山岩系本小松石(神奈川)、赤城小松石(群馬)、伊豆石(静岡)、男鹿石(秋田)、烏海石(山形)、白河石(福島)、根府川石(神奈川)、鉄平石(長野)ほか 玄武岩系六方石(静岡)、黒ボク石(富士山) 石英粗面岩 系抗火石(東京)、多胡石(群馬)など 変成岩 - 堆積岩や火成岩が、大きな地殻変動によって熟圧カを受けて変質したもの角閃片岩系日高石(北海道)など 緑泥片岩系秩父青石(埼玉)、天竜石(静岡)、紀州青石(和歌山)、伊予青石(愛媛)ほか 結晶片岩系日高石(北海道)、三波石(群馬)、揺斐石(岐阜)、伊予青石、秩父青石、阿波青石、紀州青石
※この「庭石の石種」の解説は、「庭石」の解説の一部です。
「庭石の石種」を含む「庭石」の記事については、「庭石」の概要を参照ください。
- 庭石の石種のページへのリンク