左翼勢力の再結集
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「ガリシア統一左翼」の記事における「左翼勢力の再結集」の解説
詳細は「es:Refundación de la Izquierda」を参照 2010年6月5日サンティアゴ・デ・コンポステーラのテアトロ・プリンシパルにおいて左翼勢力再結集大会が挙行された。この大会にはガリサ人民戦線(FPG)(スペイン語版)や、労働者統一セントラル(CUT)(ガリシア語版)、労働者委員会(CCOO)、教育労働者組合連合(STEG)(スペイン語版)などの労働組合、世界女性行進(ガリシア語版)、Sinerxiaなどの市民団体や個人が参集した。また、フェロル、ビーゴ、ア・コルーニャをはじめ、各地で再結集大会が行われた。 2011年3月11日に行われた地方選挙(Elecciones municipales de España de 2011)では、得票30,177、得票率1.91%、獲得議席14という1993年以来の最高の結果であった。県別では、ア・コルーニャ県11、ポンテベドラ県3、7都市では、フェロル2、ア・コルーニャ、ビーゴ各1であった。 同年11月に行われた総選挙においても、得票数67,751、得票率4.12%で1993年以来の最高の結果を得た。 2012年7月14日サンティアゴ・デ・コンポステーラにおいて、アノーバ=イルマンダーデ・ナショナリスタ、エンコントロ・イルマンディーニョ、ガリサ人民戦線、モベメント・ポラ・バセなどの団体によって構成)が結成され、ガリシア統一左翼との共闘を進めることが発表された。一方EUの側からは"Syriza galega"との名称のガリシア反資本主義勢力戦線について、ANOVA、FPG、エコソシャリスタ・ダ・ガリサとの間で会合がもたれるとの発表がなされた。同年8月ガリシア統一左翼とFPGとの間で、革新性とガリシアの民族自決を基調とし、より広範囲にこの計画を一致して推し進めることが合意された。 2013年に予定されていた自治州議会選挙が前倒して行われるという発表がなされた後、ANOVAはガリシア統一左翼を含めた左派による広範な選挙連合の組織化を推進することを公式声明として発表した。同年9月4日にはガリシア統一左翼の政治委員会はANOVAの提案に同意した。またエコロジスト政党EQUO(スペイン語版)もこの提案に参加する意思のあることを発表した。 最終的に選挙連合の名称はアルテルナティーバ・ガレーガ・デ・エスケルダに決定した。他の政治団体、政党にも広く門戸を開くため、主権主義や、EQUOが提唱する反資本主義などについても盛り込まれた。コンプロミソ・ポル・ガリシア(CxG)(スペイン語版)を構成する諸党も同連合への参加をすでに決定していたが、最終的な合意には至らず、このことを受けてエスパソ・エコソシャリスタはCxGを脱退した。 2012年10月21日に行われたガリシア自治州議会選挙では、選挙連合アルテルナティーバ・ガレーガ・デ・エスケルダは得票率13.99%で大躍進し、9議席を獲得、ガリシア民族主義ブロック(BNG)を抜いて議会第3党となった。獲得議席9のうち5議席がガリシア統一左翼に配分された。
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