左翼党派の反応とは? わかりやすく解説

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左翼党派の反応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 18:11 UTC 版)

山岳ベース事件」の記事における「左翼党派の反応」の解説

左翼党派の反応については、以下の通り赤軍派連合赤軍母体一つ本事件総括巡って激論交わされ分裂状態陥った詳細は「共産主義者同盟赤軍派#国内再建グループの分裂」および「共産主義者同盟赤軍派(プロレタリア革命派)」を参照 革命左派連合赤軍もう一つ母体一連の事件を「反米愛国路線放棄」と総括し自分たちの指導に従わなかったのが原因だとした。最高指導者であった川島豪は「マルクスレーニン毛沢東学び方が浅かったから起きてしまった内部矛盾」「永田坂口自分言うことを聞かず赤軍派野合した結果」と自分の非を認めなかった。 日本共産党 連合赤軍強く非難。元々自党以外の左翼党派全否定しているが、この事件中国共産党批判利用した。また街宣車連合赤軍非難して回るなどした 革マル派 連合赤軍強く非難。元々自党以外の左翼党派全否定しているが、この事件中核派批判利用した中核派 沈黙守った第四インター大衆不在」であるとして、連合赤軍強く非難毛沢東主義党派 ほぼ沈黙 ブント系諸党派 発言沈黙繰り返した蜂起派 激し議論起こり情況派等でも議論交わされた。 RG一連の事件新左翼全体突きつけられた自分たち自身問題とし、連合赤軍支持した 重信房子・奥平剛士ら赤軍派アラブ派遣部隊(後の日本赤軍母体事件直後3月14日付で声明発表新左翼全体問題として共に自己批判していくことを呼びかけた。重信当時回想以下の通りであった。 「敵との直接的な緊張関係を通してでなく、味方内部規律によって、共産主義化しうるという幻想は、悪しき独裁助けるだけだ。我々は、こんな革命は、いらない仲間殺した連合赤軍同志たち、未だ同志呼ぼうとする私の気持判りますか。仲間を殺す権利など、誰も持ち合わせてはいない。あなたたち革命私物化を、闘う同志たちは、決して、許しはしないだろう。たとえあなた達が、数人数十人の敵を殺したとしても、仲間殺した罪は償えいだろう。(中略あらゆる友人達自己批判通してわかち合う地平確信する為にどんなに苦痛であろうとも始めようではありませんか」と自己批判による再生共にすることを呼びかけた。「現在の新左翼運動純化され形態を、引きずっていたことも事実です。先行した現実を、同様に闘う友人達も自らの検証地平として、認めようではありませんかあらゆる党派あらゆる闘い担い手が、自らのものとして、再点検しない限りこうした終焉にむかうに違いないのです」と、自己批判による全面否定通した再生求めた

※この「左翼党派の反応」の解説は、「山岳ベース事件」の解説の一部です。
「左翼党派の反応」を含む「山岳ベース事件」の記事については、「山岳ベース事件」の概要を参照ください。

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