島田蕃根

デジタル大辞泉

しまだ‐ばんこん【島田蕃根】

読み方：しまだばんこん

［1827〜1907］幕末・明治期の仏教学者。周防(すおう)の人。初め、修験道教学院の住職。一切経の校勘に努力し、福田行誡(ふくだぎょうかい)とともに縮刷大蔵経を刊行。

世界宗教用語大事典

しまだみつね 【島田蕃根】

明治期の居士仏教者。周防（山口県）出身で天台の修験者だったが、明治維新で還俗、内務省社寺局に勤め、福田行誡らと縮刷大蔵経を刊行。（一八二七～一九〇七）→ 居士

美術人名辞典

島田蕃根

読み方：しまだ　ばんこん（みつね）

縮刷大蔵経開版者・徳山藩士・仏教学者。教育省・内務省・内閣記録局・修史局等を歴任。仏教外護者として多年にわたり仏教界に尽した。明治40年（1907）歿、80才。

ウィキペディア

島田蕃根

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/05 06:37 UTC 版)

島田 蕃根（しまだ ばんこん/みつね、1827年12月25日（文政10年11月8日）- 1907年（明治40年）9月2日）は、幕末から明治時代に活躍した僧、仏教学者である。法名は円真。別名に如縄道人等。