履歴と事績とは? わかりやすく解説

履歴と事績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:41 UTC 版)

チャン・フイ・リエウ」の記事における「履歴と事績」の解説

ナムディン省ヴバン県のヴァンカット生まれ。ナムキェウ(Nam Kiều)をはじめ、ドウナム(Đẩu Nam)、ハイカイン(Hải Khánh)、コイヴィ(Côi Vị)、オム・ハン・キエム・ブット(Ẩm Hân Kiếm Bút)など多く筆名使用している。 少年時代からナムディンハノイでブイ・チン・キエム(Bùi Trình Khiêm)の下で学んだ1924年以降南部行き『農賈談』誌(Nông cổ mín đàm)や『夜明け』誌(Rạng đông)で働き、『東法時報』紙(Đông Pháp thi báo, Le Courrier Indochinois)で主筆務めた1927年6月、彼は各種愛国組織属したことを理由逮捕・投獄された。1928年強国書社を設立して愛国精神鼓舞し大衆啓蒙する書籍出版した。 その年、彼はベトナム国民党入党し南部での党組織作った1928年8月頃フランス逮捕され5年間のコンダオ(Poulo Condor)への流罪判決下された収監中に共産主義者との接触通じて共産主義思想受け入れ国民党離脱して共産党員となった1935年釈放され北部へと追放された。1936年以降インドシナ共産党に入ることとなり、積極的に活動した1939年10月、再び逮捕されソンラSơn La)、バーヴァン(Bá Vân)、ギアローNghĩa Lộ)に収監された。1945年3月にギアロ監獄破壊参加して脱獄しハノイ戻って革命工作行った1945年8月、タンチャオでの国民大会参加し民族解放委員会副主席選ばれ臨時政府宣伝となった1945年8月30日選ばれてグエン・ルオン・バン(Nguyễn Lương Bng)、クー・フイ・カン(Cù Huy Cận)とともにフエに赴き、バオダイ帝退位取り仕切ったその後、彼は軍事委員政治局長、ベトミン総部書記救国文学者会主席などを務めた1953年からは学術研究へと転じ党中央直属文史研究班班長となり、さらに史学院の院長ベトナム社会科学委員会副主任などを務めた1969年7月28日ハノイ死去68歳没。

※この「履歴と事績」の解説は、「チャン・フイ・リエウ」の解説の一部です。
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