居合の達人
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諭吉は、若年のころより立身新流居合の稽古を積み、成人のころに免許皆伝を得た達人であった。ただし、諭吉は急速な欧米思想流入を嫌う者から幾度となく暗殺されそうになっているが、斬り合うことなく逃げている。無論、逃げることは最も安全な護身術であるが、諭吉自身、居合はあくまでも求道の手段として殺傷を目的としていなかったようであり、同じく剣の達人と言われながら生涯人を斬ったことがなかった勝海舟や山岡鉄舟の思想との共通性が窺える。 晩年まで健康のためと称し、居合の形稽古に明け暮れていた。医学者の土屋雅春は、諭吉の死因の一つに「居合のやりすぎ」を挙げている。晩年まで一日千本以上抜いて居合日記をつけており、これでは逆に健康を害すると分析されている。 明治中期に武術ブームが起こると、人前で居合を語ったり剣技を見せたりすることは一切なくなり、一時期「居合刀はすっかり奥にしまいこんで」いた。流行り物に対してシニカルな一面も窺える。
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居合の達人
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「石川五ェ門 (ルパン三世)」の記事における「居合の達人」の解説
五ェ門の身体能力は上記のように並外れており、戦闘にも長けているが、取りわけ、主要流儀とする居合の腕前が、常人ではまず成し得ないほどに高く、彼の大きな特徴とされている程である。 太刀筋がとても正確である。相手の着ている物を、相手の肉体を傷つけずに切り落とし、下着姿(あるいは素っ裸)にすることもできる。また宝石のカッティングなども見事にこなす。 振りがとても速い。太刀筋の正確さもあるが、飛んでくる弾丸をたとえそれがマシンガンから放たれたものでも一つ残らず斬って落とすことができる。 切断する力が大きい。たとえば自動車などのようなどんなに鋭い刃物でも切るのに大きな力が必要なものでも斬撃力に劣るはずの逆手で見事に切ってみせる。なお切断能力には斬鉄剣の能力も大いに関わっている。 剣の刃渡りを超えるものでさえ斬ってしまう。核ミサイルですら彼の前では断ち切られる。最も剣技の描写が超人的である、TVスペシャル『燃えよ斬鉄剣』の劇中では、倒壊するビルを余裕綽々に滅多切りにしていたり、斬鉄剣の素材以上の合金でできたステルス爆撃機を両断している。TVスペシャル『ナポレオンの辞書を奪え』の劇中でもミサイルを三枚に下ろしたこともある。 仕込み杖に居合い切り、逆手切りは原作・アニメともに共通の設定は映画「座頭市シリーズ」よりの引用である。 原作では、竹光で机や椅子を両断したこともあった。 斬る時は基本的に無言、または気合いの声と共に行う。滅多に技名を言う事はないが、劇中で必殺剣の名前を披露する時もある(劇場版『バビロンの黄金伝説』やTVスペシャル『燃えよ斬鉄剣』など)。 DVDの解説書などでは五ェ門のことを「史上(世界)最軽量の機動兵器」と称している。
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