いあい

実用日本語表現辞典

畏愛

読み方：いあい

畏敬と親愛の念を抱くこと、敬愛すること。

（2021年5月12日更新）

デジタル大辞泉

い‐あい〔ゐあひ〕【居合】

読み方：いあい

《もと「立ち合い」に対する語で、「居」は座ることの意》座った姿勢から瞬時に刀を抜き、敵を斬る剣技。元亀・天正（1570〜1591）ごろ、奥州の林崎甚助重信に始まるといわれる。居合抜き。

い‐あい〔ヰ‐〕【遺愛】

読み方：いあい

死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父—の万年筆」

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

いあい

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 08:10 UTC 版)

名詞

いあい【居合・居合い】

1. 座った姿勢か片膝立ての姿勢から抜刀して敵を斬る剣技。
   • 叫ぶのと一緒、片膝立ての居合いの体勢でバッと大刀を抜き、抜き打ちに兵藤に斬り付けると見せて、腰をひねったと思うと、一間ばかり離れて中腰で居る吉村へ斬り込む。 （三好十郎『天狗外伝 斬られの仙太』）〔1933年〕
   • 私は室のそとから覗（のぞ）いていると、父は居合を――声もかけずに、すらりと座ったままぬくのを試している。 （長谷川時雨『流れた唾き』）〔1935年〕
2. 鞘から刀を抜きざまに斬りつける剣技。
   • 「忝（かたじ）けない！」と飛び交（ちが）え、腰を捻ると真の居合い。抜いた時には斬っていた。（国枝史郎、『神州纐纈城』）〔1925年〕
   • いかなる居合の達人にしても、ここは毛ほどの隙――隙といい得なければ手塞（てふさ）ぎが生じる。 （吉川英治『鳴門秘帖 上方の巻』）〔1926年〕
3. （廃語）検地において、実際の測量をせず書面で済ませること。

発音

• (東京) いあい [ìáí] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ia̠i]

関連語

• たちあい
• 居合抜き
• 居合腰
• 居合取り
• 居合術
• 居合道

動詞

いあい

1. 「いあう」（射合う）の連用形。

Weblio日本語例文用例辞書

「いあい」の例文・使い方・用例・文例

• 彼らは堅苦しいあいさつを交わした
• 私たちは長いあいだ歩いていた。つまり迷ったのだ。
• 彼がそんなに長いあいだ病気だったとは。
• 私は長いあいだ彼女を愛してきた。
• 彼らは一緒に和気あいあいと働く.
• 和気あいあいの家族.
• もうこんりんざいあいつには金を貸すものか.
• 一同和気あいあいのうちに散会した.
• 和気靄々｛あいあい｝
• 緑がかった薄いあい色
• 長いあいだ締めたままにする
• 長いあいだ抱いてきた願い事
• 長いあいだ経験を積んでその道に練達の人
• 長いあいだ同じ所に立ち続ける
• 長いあいだ立ったままの状態におかれること
• 長いあいだ立ったままの状態におかれている人
• (馬や牛を)長いあいだ使ってなれ親しむ
• 古くなるまで長いあいだ使う
• うすいあい色
• 長いあいだ抱きつづけてきた恨み