居合の極意
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:51 UTC 版)
神速応変の出口(抜付)は一瞬の間に在り、敵気を感じない出口(抜付)は間が抜けた死太刀となり、武技にあらず。居合の生命は電瞬にあり。変化自在の妙、剣禅一味の応無剣を至極とす。 “腰刀三尺三寸を以て九寸五分に勝つ事 柄口六寸の勝ちの妙不思議の極意、一国一人の相伝なり。腰刀三尺三寸三毎(毒)則ち三部なり。但、脇差九寸五分は九燿五銘(鈷)の内証なり。敵味方と成る事は、是れ亦前生の業感なり。生死一體、戦場浄土なり。此の如き観則ち現世に大聖摩利支天尊の加護を蒙り来世成仏の縁を成ずるの事豈に疑い有らん哉。” 「居合根源之巻」の一節より
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