小倉細川家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 16:53 UTC 版)
豊前小倉藩を統治する。武で鳴らす名門。 細川忠興(ほそかわ ただおき) 小倉城前城主。かつて武勇を謳われた武将であった。無類の剣豪好きで、武蔵の吉岡七十人斬りの噂をききつけ、細川家剣術指南役に武蔵を提案する。 細川忠利(ほそかわ ただとし) 現小倉城主。細川忠興の長男。十九歳まで人質として江戸城に勤めたが、父・忠興の意思を引き継ぎ、武蔵を細川家剣道指南役に迎え入れようとする。徳川秀忠は無二の親友。 岩間角兵衛(いわま かくべえ) 小倉細川家の家老。 刀剣収集家で銘刀「菊一文字」を所有しており、再三再四、光悦に刀を研いで貰うように頼んでいる。小川家直の実力を認めており、いずれ彼に菊一文字を譲ろうと考えていた。 小川家直(おがわ いえなお) 岩間角兵衛の配下。 小倉細川家剣術指南役。 武士というより剣術家といった風情で、角兵衛には同じ小倉細川家剣術指南役の氏家孫四郎を凌ぐ腕前と目をかけられていた。主の御供で京の本阿弥邸を訪れた時に小次郎と出会い人生の一大事を迎える。真剣を使うが木の枝相手の小次郎に完敗。天下無双を追い求めていたがその性を捨て以後小次郎の手足となり耳となり口となることを誓う。 氏家孫四郎(うじいえ まごしろう) 小倉細川家筆頭剣術指南役。 小倉細川家で最も長く剣術指南を務める。町民に慕われ影響力も強い。右目に刀傷があり、細川忠興に扱いにくい歪と称される。規律や礼儀を重んじる。 楓(かえで) 小倉細川家剣術指南役。 非常に大柄な女性であり、大の男二人を軽々と持ち上げる腕力を持つ。深酒が趣味であり身なりもだらしない。そのため藩内の人間に快く思われていない。首にロザリオをかけており、隠れキリシタンと思われる。 長岡佐渡守(ながおか さどのかみ) 細川家の家老。 使者を遣わし、武蔵を細川家に迎えようとするも失敗、自ら武蔵を探す。剣を鍬に持ち替え、荒れ地を耕す武蔵の姿に驚く。その後、武蔵に細川家に入ることを薦めるも、断られる。
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