天翔馬号3号機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 09:36 UTC 版)
機体諸元天翔馬号(3号機) 設計・製造ヴェルナー・フォン・ブラウン設計製造 エンジン(主機)ロールスロイスRV12エンジン改(2,700hp) スーパーチャージャー付き(副機)試製ロケットモーター 最大速度副機の使用によって一分間の超音速機動可能 武装MG151試製20ミリバラベルム機関砲×1(250発) 搭乗者竜崎天馬 他、1~2名搭乗可能 ウェルと天馬が給料をつぎ込んで開発した、「俺達の天翔馬号3号機」。あくまでサーカス芸をする為の2号機までとは違い、行く行くは月へと向かうためのたたき台としての機体でもあった。2号機がボーデン湖にて墜落大破した後、ペッパーフライングサーカスのメンバーによってボーデン湖付近まで列車で持ち込まれ、それ以降前半から中盤までの天馬の乗る主力機として活躍する。 三号機は機体変形機構を搭載し、プロペラを畳み可変翼の角度をジェット機のように後傾にし車輪を収納して、最後に胴体に搭載されているロケットモーターに点火する事で、プロペラ複葉機でありながら、1分間の音速を超える機動を可能にしている。この状態では天翔馬号自体が発生させるソニックブームで、周囲に展開している機体を「まるで天馬の刀のような、透明な剣でなぎ払」ったかのように撃墜する事が出来る。ただし、この音速動作飛行は、登場時は三号機本体共々まだロクに試験もしていない機能であり、初起動時は、搭載燃料の限界時間1分が過ぎるまでの間に「機体全体にガタが来る」程の衝撃が加わっている(なお、ウェルは「機体が分解した時に炸薬で座席ごと射出してパラシュートで生還する」というアイディアを、初めて天馬と搭乗したこの初回起動時に思いついている)。 後にカラクーム砂漠上空での対GOGMAGOG戦において中破し、戦場での空中乗り換えをする事で、後述の四号機へと乗り換える。またこの三号機は、カラクーム砂漠上空戦の後に回収されたようで、キリアンの機体としてレストアされた。予備シート、バックミラー、消火器、発電機とバッテリー、酸素ボンベ完備。外観は黒地にファイヤーパターンが刻まれた、丸っこい複葉機。
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