大分鉄道事業部大分車両センター〈分オイ〉
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「国鉄485系電車」の記事における「大分鉄道事業部大分車両センター〈分オイ〉」の解説
Do2編成 Do32編成 大分電車区時代の1994年3月1日付で南福岡電車区から転入し初めて本系列が配置された。その後1995年4月20日までに鹿児島運転所などとの転出入が実施され、同日現在で43両(4両編成10本・3両編成1本)が配置となり「にちりん」で運用された。 その後は運用の見直しや883系・885系投入により廃車・南福岡区への転出が行われ、2000年3月11日ダイヤ改正で一旦定期運用を終了。臨時列車などの波動運用対応用として7両のDo21編成ならびに5両のDo31編成の計12両が残存となった。 2006年3月18日ダイヤ改正では鹿児島所からの運用移管により定期運用が再開。車両面では3両のDo1 - 7編成と増結用MM'ユニット2組4両の計25両が転入、従来からの所属車両は5両のDo31編成が引き続き波動輸送用として残存したもののDo21編成は組成を解き3両が鹿児島所に転出したことから配置総数は34両となった。2011年3月12日まで以下の列車で運用された。 「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」(宮崎発着列車のみ) 「みどり」(有田陶器市臨時のみで現在は設定なし) 宮崎 - 都城「さわやかライナー/ホームライナー」 宮崎・南宮崎 - 宮崎空港 普通列車 定期運用終了後はRED EXPRESS色・K&H色の編成が2012年度内までに全車廃車となったが、2014年4月時点で旧国鉄色で波動輸送対応用として3両のDo2編成と5両のDo32編成計8両の配置となった。 Do2編成:鹿児島所属時の2000年10月6日付でミレニアム記念として415系・475系・キハ58系・キハ66系などと共に旧国鉄色に変更された。2011年6月26日に運転された団体列車「ありがとう485系〜かもめ・みどり〜」を最後に運用を離脱。以後は保留車とされたが、2014年11月6日に小倉総合車両センターへ回送。同年12月から翌2015年1月にかけて廃車された。 Do32編成:RED EXPRESS保留車をリニューアルした旧DK9編成がベースで2010年8月にKIRISHIMA EXPRESS色から旧国鉄色に変更。同年12月に鹿児島から転入し増結用MM'ユニットのモハ485-196+モハ484-298を組込んだ編成。転入後は『485系さよなら企画』の一環で「にちりん」「きりしま」で運用された。しかし2015年3月以降はMM'ユニット2両を除いた3両編成で運用されていたが、同年10月18日に小倉総合車両センターで実施された工場祭りに合わせ配給回送を兼ねた「さよならDo32 九州国鉄色485系 廃車回送ラストラン!」として運転され、2016年1月にクハ481-256を除く4両が廃車。車籍が残ったクハ481-256も同年10月2日付で廃車された。 大分車両センター所属車編成表(2014年10月時点) ← 小倉 鹿児島中央 → 編成番号クモハ485モハ484モハ485モハ484クハ481廃車車体色Do2102328 2302014年度国鉄Do3252061962982562016年
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