大乱闘スマッシュブラザーズでのミュウツー
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「ミュウツー」の記事における「大乱闘スマッシュブラザーズでのミュウツー」の解説
シリーズ第1作目『大乱闘スマッシュブラザーズ』では一切登場していないが、開発段階ではプレイヤーキャラクターの候補として挙がっていた。 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では隠しファイター(プレイアブルキャラクター)として初登場。声は劇場版などと同じく市村正親が担当しており、劇場版を意識した台詞を喋る。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、ファイターとしては不参加だが、観賞用フィギュアの一つとして登場。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではダウンロードコンテンツによる追加キャラクターとして参戦することが2014年10月24日に発表され、2015年4月15日に両機種購入者特典としての無料配信、4月28日からは有料配信がなされている。「最後の切りふだ」は、メガミュウツーYにメガシンカした後に前方に「サイコブレイク」を放つ。製作当時に市村が胃がんにより舞台を降板していた為、声優が藤原啓治に変更された。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも参戦。声優は引き続き藤原が担当したが、藤原は発売後の2020年に死去したため、『スマブラ』における生前で最後の出演となった。 エスパータイプを意識したキャラ設定がなされ、常時「ねんりき」によって浮遊していて滑るように動き、アイテムも直接持たずに浮かして所持する。ふんわりとしたモーションで、上必殺ワザ「テレポート」や空中緊急回避では瞬間移動となって透明になるなどトリッキーな動きがしやすく、ジャンプ力が高くて復帰力も高い。地上での攻撃力は高いものが多く、通常必殺ワザ「シャドーボール」は各キャラクターの飛び道具中でも絶大な威力を誇る(同時に牽制にも利用できる)。念力を用いた投げワザの威力も高く、上投げ・後ろ投げで相手を場外へ吹っ飛ばすことも可能。弱点は浮遊しているため踏ん張りがきかずふっとばされやすいことで、原作を踏襲した高い身長ゆえに当たり判定も大きく、防御面が弱く設定されている。また、混戦向けのワザが少なく設定されており、前述の防御面の低さも相まって意図的に混戦が苦手な設定とされている。 『for』以降は「強いんだけど軽い」をコンセプトに『DX』の特徴をより尖らせたものとなっており、攻撃面の強化や防御面の弱化をより極端に調整している。なお、「最後の切りふだ」がメガミュウツーXではなくメガミュウツーYになったのは、パワータイプであるメガXの仕様や怪力で殴り掛かるといったメガXの攻撃手段が『スマブラ』でのミュウツーのコンセプトに合わないと判断されたためである。
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