多数欠関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:48 UTC 版)
多数欠 突如世界中で行われた、多数派が「欠ける」生き残りゲーム。 毎日午前0時に二択の質問が表示され、該当する人が多い方の選択肢に当てはまった人々が死ぬ。毎日都内の指定区域内のどこかにある青いポストか赤いパソコンから質問内容を投稿することができ、その中の一件をその日の質問内容として採用される。そのため生き残るには質問を投稿して自分が少数派になるような質問をする必要がある。特定の個人を指定する質問は採用されないが、結果的に該当する対象が一人になる質問であれば採用される。 実はこの多数欠は皇帝・柳 陽翔が議決権など複数の特権利を使って行っていた。 試運転 多数欠本番が始まる3日前、2日前に行われた、本番とは少しルールの異なった多数欠。 試運転1日目の質問は「今これを見ている YES or NO」試運転2日目は「東京都に住む日本人 YES or NO」であった。この2つの質問により世界中の人々の大半が死に、多数欠本番が開始された時までに生き残っていた人々は約100万人ほどしかいなかった。 多数欠セカンドステージ 御堂と入賀の投書により、多数欠のルールが改正された。これは今までは青いポストと赤いパソコンで質問の投稿ができたが、これからは赤いパソコンのみになるというもの。そして誰も質問を投稿しなかった日には多数欠を採らないというものであった。これは御堂が自分に有利になるように投書したものだったが、皇帝にとってもいい条件であったために採用された。 しかし実篤たちの努力によりパソコンは保守、第1部ではそれ以降多数欠が採られることは無かった。 多数欠サードステージ 第2部において頼音らが女王を倒すために行った作戦。実際の多数欠ではない。どこかにいる女王を殺すこと、倒すことのできた1人が生き残れるというルールを一般人に表示した。さらに東京を封鎖して東京とそれ以外との行き来をできなくすると表示し、女王の反応を伺う。 多数欠セルフステージ “キラーゲーム” 第2部において皇帝が復活した後に行われた多数欠で、本来の目的は特権利の回収を進めるため。特権利保持者を殺し、最終的に特権利保持者殺害数が1番多かった人には身の安全の保証が、達成できなかった人たちには更なる悪夢が、とアナウンスしていた。 法廷 意識世界に設けられた、現実世界と似せて作られた第三皇帝のステージ。特定の場所にいる且つスマホを所持している者が突如意識を失い、法廷へ招集される。多数欠のルールとしては、多数派が死ぬと法廷から帰還できるということと死亡者はインサニティとなるということである。精神の強さと意識世界での強さは比例し、精神が強いと、インサニティにならず、なってもすぐに蘇生する。(例として、リンネは1ヶ月弱、穢土は3日程度で回復し、八木橋、須藤は閉廷後即復活する)ただし以前の法廷で負傷して罹患したインサニティが治癒する前に再度法廷に招集された場合、残った精神で法廷の肉体が構成されるため体力等が減った状態になる。 インサニティ 法廷での死者の末路。脈拍も体温も正常であるが、一切の思考力がなくなり「あー」など意味のない言葉しか発せなくなる。法廷とは意識世界であり、そこでの死は精神的に死ぬことを意味する。通常自然治癒には数週間から数ヶ月かかるが、精神力次第では短期間で復帰が可能。死ぬ事がなくとも、四肢欠損などの重傷を負うと喋り方がおかしくなる。
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