基本的な戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/30 15:44 UTC 版)
トレッセッテの基本的な戦略は、なるべく多くのAを集めることにある。Aがほかの絵札よりも3倍の価値があるためである。したがって、自分でAを持っている競技者は、通常は相手のもつ同じスートの3や2を「剥がす」ことを試みる。3や2が出てしまえば、Aは安全に出すことが可能になり、1点を獲得できるからである。よって、Aおよびそれと同じスートの低位のカードを持っている場合、まず低位のカードを出して、相手が3や2を出さざるを得なくなり、それによってAが安全に出せるようになることを期待する。もちろん、同じスートのA・2・3を一手に持っていれば(これはナポレターナ・ナポリなどと呼ばれる)、Aは安全に出すことができるので極めて強力な手札であるが、他のスートのリードによって捨て札として出すことを強制されることがないように注意しなければならない。最後のトリックを取ることで点数が得られるので、各競技者は終盤にはいると最終トリックに備えてカードの出し方を調整しようとする。
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基本的な戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 14:31 UTC 版)
つながっていないカードや役に立たないカードはおまけにしてしまうことができる。 ロケットと爆弾は闘地主の最終兵器である。自分の手にロケットや爆弾があるときには、機会あるかぎり最大限の活用をしなければならない。勝てる自信がない場合には、ロケット・爆弾を使うべきかどうか、よく考えるべきである。ロケット・爆弾を使ってしまうと、ロケット・爆弾ひとつごとに危険が倍になるためである。ロケット・爆弾を使うたびに勝つにしても負けるにしても倍の点数を背負う。 農民が地主と戦うには団結するべきである。 よい手のときには競り上げて地主になる。最高の手のときには、高く競って地主になることによって、より大きな得点を得られる。
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基本的な戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 08:14 UTC 版)
基本的なゲーム戦略としては、 相手からのヒットを避ける(ブロットを作らない)ようにして駒を進めること ヒットした相手の駒を再配置させない、または再配置後の移動が困難になるよう自分の駒を移動させることにある。 ただし、サイコロの目によって採りうる戦略は左右されるため、状況により随時その戦略を変えなくてはならない。そのため以下のような戦術がある()内は別名。 プライミング:連続した6つのポイントをブロック(これをプライムという)し、その先にある相手の駒を進めないようになった状態もしくは、4~5個連続したブロックポイント(これをセミプライムという)をつくることで相手のバックマンを捉えて、動きを阻み、相手がインナーの防御を壊さざるを得ない状況(動かせる駒がある場合は動かさなければならないため)を作る。この結果としてインナーの駒が進み過ぎてしまった状態をナッシングボードという。 ブロッキング(ホールディング):相手インナーに複数のポイントを確保し、ベアリングイン途中で生じたブロットをヒットする。自分のインナーにセミプライムを形成できていると効果的である。 アタッキング(ブリッツ):序盤から積極的に相手をヒットし、プライム・クローズアウトにより相手をねじ伏せる。相手のコマを連続してヒットし続けることで、相手のバックマン2個をバーの上に載せ続け、相手の行動を完全に封殺する戦法である。勝つときは大抵ギャモン勝ちとなるという決まると爽快な戦法である。ただし、一度失敗すると取り返しがつかないこともよくあり、細心の注意が必要とされる。 バックゲーム:不利な状況において相手インナーの深いポイントを複数確保し、逆転を狙う。失敗すればギャモン負け必至の背水の陣の戦略であるが、それだけに成功したときはアタッキングとは違う意味での快感がある。 ランニング:序盤から大きい目やゾロ目が連続して出てピップカウントの優位を確保した場合、早々に双方の駒が完全にすれ違いヒットされる可能性のない状態(これをノーコンタクトという)に持ち込んで、安全勝ちを目指す。ギャモン勝ちは狙いにくいが優勢を確保してから、逆転される可能性が低く安全性の高い戦略である。ギャモントライ:勝利が確実な状況になった際に、ダブルを提案せずギャモン勝ちを目指す戦略。逆に敗北が確実な状況でギャモン負けを回避する戦略をギャモンセーブという。ギャモントライやギャモンセーブは勝負結果自体は見えているため副次的なものと考えられがちであるが、その成否は0.5ゲーム分に相当する価値を持つため、これらも重要な戦略である。
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