城東貨物線とは? わかりやすく解説

城東貨物線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 15:58 UTC 版)

おおさか東線」の記事における「城東貨物線」の解説

城東貨物線の歴史については「片町線#歴史」を、城東貨物線の駅・信号場などについては「片町線#駅一覧」を参照 城東貨物線(じょうとかもつせん)は、東海道本線吹田貨物ターミナル駅からおおさか東線神崎川信号場新大阪駅方面との分岐点)および、おおさか東線正覚寺信号場久宝寺方面との分岐点)から関西本線平野駅に至る貨物支線通称で、この区間単線となっている。全線直流電化されている。2019年まで神崎信号場 - 放出駅間、2008年まで放出駅 - 久宝寺駅間もおおさか東線となり旅客線として開業する前は城東貨物線と呼ばれていた。 東海道本線 - 関西本線間の貨物輸送大阪駅から城東線現在の大阪環状線東側大阪駅 - 京橋駅 - 天王寺駅間)を経由して行うことは不利で、電化されて電車による都市型高頻度運転が行われるようになった城東線線路容量都合もあることから、貨物輸送城東線から分離するために計画され1925年10月着工し1929年3月吹田操車場現在の吹田貨物ターミナル駅) - 放出駅間が片町線貨物支線として開通した。さらに放出駅 - 平野駅間の城東貨物線南線1929年1月着工し1931年8月開通1939年10月には放出駅 - (久宝寺駅 - 竜華操車場 - )八尾駅間も開通した貨物専用線のため沿線住民客車運行希望し1952年12月に城東貨物線客車運行促進期成同盟会を組織し当局に対して働きかけ歴史がある。 2008年おおさか東線南区間部分開業前までは、放出駅 - 八尾駅間も片町線支線であり、この区間単線非電化であったが、このうち放出駅 - 久宝寺駅間は旅客線にあたり複線化直流電化が行われた。行き違いのため、平野駅 - 放出駅間に蛇草信号場と、鴫野駅 - 吹田駅間に都島信号場設けられていたがそれぞれ2003年1984年廃止されている。大阪市城東区巽信号場鴫野駅から淀川駅に至る通称淀川貨物線分岐し1982年淀川駅廃止された後も淀川電車区初代)への連絡線として残っていたが、同電車区の移転に伴い1985年廃止された。 JR西日本第一種鉄道事業者であるが、おおさか東線となった区間以外では旅客列車運行せず、第二種鉄道事業者であるJR貨物吹田貨物ターミナル駅から大阪市東住吉区にある百済貨物ターミナル駅まで貨物列車運行しているほか、東大阪市徳庵駅近くにある近畿車輛製造され鉄道車両輸送使われている。

※この「城東貨物線」の解説は、「おおさか東線」の解説の一部です。
「城東貨物線」を含む「おおさか東線」の記事については、「おおさか東線」の概要を参照ください。

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