坂元棚田(日南市)
出展:日本の棚田百選 |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/5.7 | 3.5 ha |
維持・保全・利活用状況 |
・棚田最上部から500m・1000mの2箇所からの頭首工により取水・共同管理。 ・用水確保のために、毎年水路の共同浚渫作業の実施。 ・雑草による石積みの崩壊を防ぐために、手作業による除草の実施。 ・棚田を後世まで伝えるために、毎年4月末に一般市民を交えたやすらぎの里「棚田まつり」の開催。 |
推薦項目 | 国土の保全 景観 伝統文化の維持保全 |
推薦理由 | 国土の保全:洪水防止、土砂浸食防止による国土保全に寄与。 景観:整然とつかれた石積の形状が非常に美しい。 伝統文化の維持保全:馬耕を前提に整備された棚田で、日本でもその類を見ない。 石積は自然石を割ったものが使われている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 120 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近代(明治~昭和20年) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 15 戸 | 10a当収量 | 470 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.4 ha/戸 8 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 自然乾燥による美味しい棚田米として生産(普通 作)。 |
特記事項の有無 | 1)昭和3年から昭和10年にかけ約7年の歳月の下、一枚の面 積約5aの水田が整然と整備されている。 2) 棚田の前は、集落共有の茅覆屋根の茅を刈る原野であった。 3) 当初は漏水が激しく表土が硬くなり田植えで手が痛くなった。 4) 当時の稲の収量は、現在の半分にも満たなかった。。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
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