四谷千枚田(鳳来町)
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出展:日本の棚田百選 | ![]() |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/4 | 7.4 ha |
維持・保全・利活用状況 |
昭和40年代に写真家の大家である前田真三氏の奥三河写
真に載ったことから脚光を浴びるようになり自然発生的に「四谷の千枚田」と呼ばれるようになった。 近年のふるさと嗜好から年々観光客は増え続けているが当地も過疎と高齢化で営農がまま成らず、棚田の存続が危ぶまれていたが、平成9年度に地元の有志による、「千枚田保存会」が動きだし、棚田存続に向けた検討に入るとともに、一部で千枚田を利用した都市住民との交流が行われるようになってきている。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 景観:鞍掛山の緑を背景に無数の石積みの光景は、見る者に自然と人間の力の織りなす模様を感動を持って与えるものであり、更に先人たちの生へのエネルギーを感じずにはいられない。 伝統・文化の維持・保全:本棚田の開墾は四百年前と想定されるが、明治37年の山津波で多くの犠牲者と田を流出したが、それ以後何年もかかって人々の地の滲むような努力で復興をした。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 852 枚 | 水 源 | 渓流 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 中世(平安~室町) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 39 戸 | 10a当収量 | 4250 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.008 ha/戸 15 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | 平成12年度には、ふるさと水と土ふれあい事業四谷地区として新規採択要望をし、 四谷の千枚田の保全に努めたい。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
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