地方燃料局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:40 UTC 版)
1942年4月1日、アルコールの専売に関する事務が大蔵省専売局から商工省燃料局に移管された際、その地方機関として、東京、大阪、熊本、札幌に酒精局が新設された。1943年7月1日、酒精局は石油の専売についても分掌して地方燃料局に改称されるとともに、熊本を廃して福岡に設置、さらに広島及び新潟にも新設された。同年11月1日軍需省設置に伴い、商工省燃料局に設置されていた地方燃料局をそのまま移管した。1945年8月1日廃止され、地方軍需監理局に統合された。 東京地方燃料局(東京都:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、福島県、宮城県、山梨県、静岡県。1944年8月20日、管轄区域から静岡県を削り山形県、岩手県、青森県、秋田県を追加) 大阪地方燃料局(大阪市:大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県、愛知県、岐阜県、三重県、福井県。1944年8月20日、管轄区域から福井県を削り静岡県を追加) 広島地方燃料局(広島県:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県(下関市を除く)、香川県、徳島県、高知県、愛媛県) 福岡地方燃料局(福岡市:福岡県、熊本県、大分県、長崎県、佐賀県、鹿児島県、宮崎県、沖縄県、山口県のうち下関市) 新潟地方燃料局(新潟市:新潟県、山形県、岩手県、青森県、秋田県、長野県、富山県、石川県。1944年8月20日、管轄区域から山形県、岩手県、青森県、秋田県を削り福井県を追加) 札幌地方燃料局(札幌市:北海道、樺太)
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