地下鉄副都心線直通系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:25 UTC 版)
「西武池袋線」の記事における「地下鉄副都心線直通系統」の解説
ここでは平日午前中下りに設定のある有楽町線からの直通についても記述する。 日中に小手指駅(ただし、野球開催時は快速西武球場前駅行きに変更される列車もある)から西武有楽町線経由で副都心線へ直通する。 池袋線池袋駅発着の快速急行および急行・通勤急行(後述)が練馬駅を通過するのに対し、地下鉄線直通の快速急行は急行・通勤急行より速達の種別でありながら保安装置の切り替えおよび池袋線池袋方面との接続の利便性を図るため練馬駅に停車する(所沢以東で比較すると、練馬駅に停車する分、池袋駅発着の急行と比べるとあたかも下位種別であるかのように見える逆転現象が起きている)。2020年3月14日改正前までは西武有楽町線新桜台駅に停車していたが、同改正より通過するようになった(補完として練馬駅基準で直後に有楽町線直通準急が設定されたが、2022年3月12日のダイヤ改正で新木場駅 - 石神井公園駅間の各停が減便されたため、同駅の日中の停車本数は2020年改正前よりも減少している)。 副都心線方面は平日上りと土休日下りのそれぞれ1本以外は「副都心線内急行・東横線内特急」で運転され、2016年3月26日のダイヤ改正以降このパターンの列車は「Fライナー」の愛称が付いている。 有楽町線方面は地下鉄内各駅停車で平日午前中下りのみ1日2本設定されている。ダイヤ乱れによる運用変更などにより上り列車が運転される場合もある。 西武線池袋駅方面との接続は、2016年3月26日ダイヤ改正以降、上下とも練馬駅で10両編成の準急(ただし、土休日ダイヤの一部は8両編成の準急)と接続する形がとられた(運転開始当初の下りは石神井公園駅・上りは練馬駅で行われ、下りは所沢駅・飯能駅行きの準急、上りは西武球場前駅発および保谷駅発の各駅停車に接続していた)。2022年3月12日改正で、下りの一部列車で石神井公園駅での準急接続が復活した。また、小手指駅発着の列車は小手指駅で飯能駅発着の各駅停車に接続する。なお、2019年3月16日改正から2020年3月14日改正前までは、小手指駅発の上りの一部列車が飯能駅発の各駅停車との接続がなされていなかった。 なお2019年の改正以降、土曜・休日ダイヤのみ所沢駅始発の上り快速急行が2本設定されたが、このうちの1本はひばりヶ丘駅で後続の特急列車に追い抜かされる。また、所沢駅終着のFライナーも平日夕方に1本設定された。 2022年3月12日のダイヤ改正で基本的に小手指駅発着に変更、飯能発着は土休日朝時間帯の一部のみに変更。またこの改正で、土休日ダイヤ朝の所沢駅始発2本は小手指駅始発に延長され、所沢行きは平日の夕方1本に減らされた。
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